<QUATTRO MIRAGE VOL.1>GLORY HILL×SCANDALレポート
▲GLORY HILL |
▲SCANDAL |
◆<QUATTRO MIRAGE VOL.1>画像
まず登場したのはGLORY HILL。のっけからオーディエンスの拳が振り上がり、熱気が会場内を渦を巻きながら充満していくのが目に見えるような盛り上がり。3曲目「Endless Summer」で、早くもステージ上と客席が一体となり、ジャンプ、ジャンプでQUATTROを揺らしていく。一方で、5~6曲目「Stay Awake」「イノセント」あたりで聴かせる日本人の琴線に触れる良質のメロディラインも彼らの真骨頂。GLORY HILLを知らないであろうSCANDALのファンに対しても、「音楽を楽しむ気持ちは一緒。今この一瞬を大切に共有したい」と真正面からPUNKYな音をぶつけ会場全体をがっちりキャッチ、大盛り上がりのままラストまで一気に突っ走った。
ステージに上がる直前の掛け声がフロアに届いてくるほど、気合十分で現れたのがSCANDAL。1曲目「EVERYBODY SAY YEAH!」で文字通り観客の声を引き出すと、挑発するように立て続けに激しめのナンバーを披露。前半はしっかりとライブで鍛えてきたバンドの力が見事に発揮され、先に出たGLORY HILLの残したパンクな余韻をうまく引き継ぎながら、しっかりとSCANDALのロックカラーに塗り替えていた。
大阪でのライブは年内ラストということで、2010年印象に残ったことをメンバーひとりひとり振り返るなど、MCで一息。タワーレコードが大好きという言葉に続けて「配信やダウンロードもいいけど、ジャケットや歌詞カードなど全てに愛を込めて作っているCDもよろしくね」と、作品への思いを伝えて後半へ。「スイッチ」「会いたい」と聴かせる曲を挟んで、最後は「少女S」「瞬間センチメンタル」「SCANDAL BABY」。そしてアンコールに応えての「スキャンダルなんかブッ飛ばせ」と王道のロックナンバーで締めくくってくれた。
CLUB QUATTRO×タワーレコードというスペシャルコラボから実現した異色の顔合わせは、出演者同士の刺激的な化学反応を生み、両アーティストのファンがイベント全体を楽しみ、ひとつになれた大阪1日目となった。
PHOTO:KAZUKI WATANABE
<QUATTRO MIRAGE>
2010年11月29日(月)
GLORY HILL
1.GET UP
2.ステアウェイ
3.Endless Summer
4.BRAVE DRIVE
5.Stay Awake
6.イノセント
7.DAYS
8.DAYBREAK
9.All night alone
10.GROW UP
11.Cosmic Fly
12.Funny boys school
13.Everything
SCANDAL
1.EVERYBODY SAY YEAH!
2.GIRLism
3.DOLL
4.Hi-HI-Hi
5.ロックンロール・ウィドゥ
6.Hello!Hello!
7.キミと夜と涙
8.スイッチ
9.会いたい
10.少女S
11.瞬間センチメンタル
12.SCANDAL BABY
EN1スキャンダルなんかブッ飛ばせ
◆<QUATTRO MIRAGE>オフィシャルサイト
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