2010年「年間カラオケ・リクエストランキング」結果発表

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カラオケDAMにおける2010年の年間カラオケ・リクエストランキング結果が発表となった。調査は楽曲別とアーティスト別でそれぞれ集計されている。

◆年間カラオケ・リクエストランキング結果表(2010年、2009年)

楽曲別ランキングで、見事1位に輝いたのは坂本冬美「また君に恋してる」。老若男女から支持を得た作品でもあり、幅広い層から着うた(R)もダウンロードされた曲だけに、これは納得の1位というところだろう。現時点で、最も一般庶民に知られている曲のひとつかもしれない。

2位は2009年に1位に輝いていたGReeeeNの「キセキ」。ランクダウンしたとはいえ、アーティスト活動がない中で未だこんなに歌われているということは、生活に完全に浸透した代表的J-POPとして不動の作品になっている証。3位はヒルクライムの「春夏秋冬」。タイトルがタイトルだけに、1年を通して歌われる作品として、こちらもすっかり若者に定着した感がある。

ちなみに「また君に恋してる」は、通信カラオケ「DAMシリーズ」が1994年に登場してから今日に至る中で、演歌・歌謡曲ジャンルから初の年間カラオケリクエストランキング1位に輝いた作品となった。

なお、10位内にランクインしている楽曲の中で、2009年50位圏外から大きくランクアップしてきた作品が、3位のヒルクライム「春夏秋冬」、5位の木村カエラ「Butterfly」、7位のEXILE「ふたつの唇」といったところ。2010年を象徴するカラオケ・ソングということだ。

一方で、一青窈「ハナミズキ」は、2004年以来7年連続TOP10入りを果たしており、2009年の7位から2010年は4位にランクアップするという再燃振り。映画『ハナミズキ』の影響と思われるが、この7年連続TOP10ランクインは単独記録を更新するもの。もはやモンスター楽曲だ。

ちなみに、22位には西野カナ「Best Friend」がランクインしているが、この曲が2010年に発売された楽曲中の第1位に輝いている。

さて、アーティスト別ランキングを見てみよう。ご覧の通り、1位「EXILE」、2位「嵐」、3位「浜崎あゆみ」という結果に。2009年の結果とEXILEと浜崎あゆみは不動だが、2位の倖田來未が4位に下がり、代わりに嵐が2位に浮上してきた形だ。嵐は2009年7位だっただけに、このランクアップは大きい。

不動のEXILEは、楽曲別でも上位20位以内に3曲がランクインしており、圧倒的な強さを見せ付けた。なお、2010年の顔とも言える、6位「西野カナ」、8位「いきものがかり」、13位「AKB48」、15位「東方神起」の4組は、強豪揃いのアーティストランキングにおいて2009年の圏外から見事にランクインしてきた猛烈急上昇のアーティスト。その勢い、これも納得のところですね。

さてこれら上位のアーティスト&作品群、貴方のレパートリーはいかほど?

※ランキングは通信カラオケDAMシリーズ全機種の総合歌唱度数によるもの
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