SUPER☆GiRLS、初のソロコンサートで大粒の涙

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エイベックスの12人組アイドルグループ・SUPER☆GiRLSが、初のソロコンサートを12月21日にShibuya-AXにて開催した。

◆SUPER☆GiRLS 画像@<ファーストコンサート ~超絶少女が止まンないっ!~>

2010年6月に<エイベックス アイドルオーディション 2010>で選ばれた12名は、これまでに<a-nation'10>を含む約40回のイベントステージでパフォーマンスを経験。今回がメジャーデビュー前の集大成となるファーストフルコンサートだった。ちなみにコンサートのセットリストは、先にアナウンスされていたとおり、12月22日にリリースされたメジャーデビューアルバム『超絶少女』のアルバム収録曲順。SUPER☆GiRLSは、全13曲を7パターンもの衣装で披露し、集まった800人のオーディエンスを魅了した。

ライヴは、SUPER☆GiRLSのテーマカラーでもある黄色×黒の“SUPER☆GiRLSオリジナルタータンチェック(このチェック柄はSUPER☆GiRLSのためだけに特別に作られたもの)”の衣装に身をつつみ、オーディション課題曲でもあったオープニング曲「NIJIIROスター☆」からはじけるような笑顔とキレのあるダンスを披露し、登場。

最年少の“あみた”こと前島亜美からの自己紹介を挟みつつ、もちろんリーダーの“さおりーぬ”こと八坂沙織の「日本の未来にゆるさと萌え~を届ける“まである~!”」の“お約束”も800人全員で大盛り上がり。ファーストコンサートが始まったことについて話を振られたあみたは、「この日のためにずっとずっと練習してきたので、今日は13人で練習の成果をたくさんお見せできたらいいな、と思います。」と、最年少ながらしっかりとした発言でオーディエンス、メンバーを感心させた。

MCに続いて、アルバム発売に先駆けて初のお披露目となった、メンバー内ユニット曲へと続く。ロック調の「THE ロッキュYOU★~キミがくれた証~」では、ロックスターをテーマにした赤×黒チェックとレザーを組み合わせた大人っぽい衣装にマイクスタンドをあわせた力強いパフォーマンス。前島、宮崎、勝田が参加した“ツインテールズ”の「笑顔がぽろり」では、ツインテールにピンクと白を基調とした少女らしいワンピースで登場。曲間では、一生懸命練習したという、本邦初公開となるリコーダーの生演奏を披露し、会場を沸かせる。また、衣装にいくつリボンがついているか訊ねられ、「いち、に、さん、し、ご……むげんだーいでーす。」と、オーディエンスを存分に萌えさせた。さらに、ユニット曲最大の5人編成となる「ときめき色の風とキミ」では、スクールガールをテーマに、ブルーチェックの衣装でちょっと背伸びしたい年頃の乙女心を激しいダンスとともに表現した。

コンサート中盤では、赤と青を基調としたマリンスタイルの衣装で登場。これまでの努力とこれからの夢と決意を歌ったアルバム唯一のバラード曲「NIJIIRO涙。。。」中盤には、ステージ後方のモニターに6月のオーディション決勝大会時の合格発表の映像が。実はこの映像が流れることはメンバーにとってもサプライズ。SUPER☆GiRLSは、後方を振り返り、その映像を目にし、そして今まさに歌っている立ち位置(並び順)が、オーディションの時に名前を呼ばれた順番であったことに気づいて思わず大粒の涙をこぼした。

「本当に、今日、このステージに立つ瞬間まで、不安で一杯でした。メンバー全員がそろうのも、週末だけで、リハーサルの時間もあまりなかったので、「きちんと踊れるかな?」とか「きちんと歌えるかな?」とかで一杯だったのですが、そんな時こそ、みなさんからの応援メッセージや家族の応援で、頑張ることができました。本当にありがとうございます!」── 八坂沙織

アンコールでは、先日、苦渋の決断をしたコンサート中止に関しても触れつつ、「予定していた、なんばHatch、そして日本青年館での公演が、中止という結果になってしまったのですが、これから、一日一日メンバー全員で全力全開で頑張って、ファンの皆さんの期待に少しでも応えれるように走り続けたいと思います!」と、マイナスな出来事で終わらせるのではなく、新たな決意と展望へと変えたSUPER☆GiRLS。1時間30分にわたったコンサートは「NIJIIROスター☆」で幕を閉じた。

アルバム『超絶少女』でメジャーデビューした彼女たちの挑戦は、まだまだ始まったばかりだ。

◆SUPER☆GiRLS オフィシャルサイト

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