Kra、ギタリスト舞が引退「毎日が夢のようでした」

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2001年9月11日、舞が作曲した「ショータイム」をもってKraは活動のスタートを切った。そこからリリースされた作品は31タイトル。生み出された作品を通しファンへ多くの感動を与えてくれたKra4人としての最終公演が、12月28日(火)渋谷C.C.Lemonホールにて満員のオーディエンスに迎えられて開催された。

◆Kra画像

客電が落ち全ての思いがステージに向けられたとき、4人はステージに現れた。最新アルバム『GURICO』に収録されている「赤い靴の少女と玩具の機関銃」によってライブがスタート。

「上海遊戯」や「夢のような日々」など初期の楽曲も披露。途中ボーカル景夕が「今まで色々とありましたが、今日は舞っちょが音楽を辞めるという日です。ただ湿っぽいのはKraらしくないから楽しんでいこうと思います」とファンのテンションをあげ、「世界で一番頼りない恋の歌」「artman」などをパフォーマンスし、いつものKraらしく本編を終了させた。

アンコールで再度メンバーが登場、「bird」やライブ定番曲「エキストラキングダム」が一曲一曲確かめる様に演奏され、さらに「Cab.D」や「夢で溺れた魚」など、懐かしい曲も披露。

最後にメンバー1人ずつ今までの思いを、そして今日で引退する舞へ向けて思いを語り、最後にギター舞が口を開いた。

「ローディー時代より事務所にお世話になり、Kraが始まりました。人に恵まれ、ファンにも恵まれ支えられたのでここまで活動できました。辞めると発表してから今日まで怖くて、不安で、悲しかったけど、今日という日をみんなが楽しめるライブにする事がみなさんへの恩返しだと信じてここに立ってます。Kraというバンドで活動でき、毎日が夢の様な日々でした。ありがとう!」──舞

会場中が涙する中、最後は「ブリキの旗」によって景夕・舞・結良、靖乃、4人としての公演が終了した。

Kraの今後の活動は、2011年明けに順次発表される。

<Kra TOUR 2010 FINAL「Heart to Heart~感情の輪郭~」>
1.赤い靴の少女と玩具の機関銃
2.例え
3.ツバメ
-MC-
4.題名のない冬の日
5.街の灯
6.上海遊戯
7.夢のような日々
-MC-
8.林檎と蜂蜜
9.恋情フィソロフィー
10.世界で一番頼りない恋の歌
11.雨の告白
12.artman
13.ショータイム
14.A bientot
EN1.bird
EN2.エキストラキングダム
-MC-
EN3.電脳 I ♡ YOU
EN4.五月雨
EN5.Cab.D
EN6.夢で溺れた魚
EN7.ブリキの旗

LIVE DVD『Kra TOUR 2010 FINAL「Heart to Heart~感情の輪郭~」』
初回受注生産限定
※渋谷C.C.Lemonホールライブ+舞台裏オフショットの2枚組
※外付けスペシャルブックレット、その他、封入特典ありの豪華パッケージ
¥8,800(税抜)

◆Kraオフィシャルサイト

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