-異種格闘技対談-Ring【round2】第13回/jealkb

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-異種格闘対談-Ring【round2】第13回

jealkb / 逹瑯(Vo) ムック

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逹瑯:dunchさんは、サッカーとベースどっちが好きなんですか?
dunch:サッカーだね(笑)。

――モニターとは、いわゆるカンペってヤツですね。

haderu:そうそう。だから、俺も、今回のツアーから(2月10日からのワンマン・ツアー)モニター入れてってお願いしたら、スタッフに“まだ早い”って叱られたもん(笑)。

逹瑯:あははは。でもやっぱ、プロンプターも、あんまり見栄えがいいモノじゃないからね。視線がどうしてもそこに行っちゃうし、自分たちのライヴで自分たちの曲歌ってんのに、歌詞覚えてないの? って思われるから。

haderu:あぁ〜(納得)。完璧に俺はそう思われるから、置かない方がいいな。

ediee:プロンプターね。うん。使わない方がいいですよ。絶対。

逹瑯:使ってる人もいますけどね。

ediee:人それぞれですよね。置いてもいいですよね、うん。

haderu:どっちに着くんだよ(笑)!

ediee:プロンプターね。

hideki:言いたいだけでしょ、プロンプターって(笑)。

ediee:う、うん(笑)。

逹瑯:俺も、どうしても心配なときは、置くときありますけどね、心の保険として。やっぱりそこに頼り過ぎるのは良くないから。

ediee:良くない良くない。

haderu:だからどっちだよ!

elsa:あははは。でも、ウチもhidekiはすごい量のカンペ持ってるよね。全曲揃えてるんもんね。

hideki:そうそうそう。

haderu:どんだけ不安なんだっていう(笑)。

逹瑯:でも、カンペあっても本番って、今自分がどこ歌ってるのかってのが解らなくなっちゃうからね。

haderu:だよね! ホントそうだよね。

hideki:でもね、あるのと無いのとだと全然気持ちが違うよ。心の支えになるもん。

elsa:あると落ちつくんだろうね、気持ち的に。

haderu:最悪、ここに頼れるって思うと、少し気持ちが楽になる。

――お守りみたいなモノ?

haderu:そうそう。お守りみたいなモノ。

逹瑯:でも、実際あんまり使わないでしょ?

hideki:これがね……結構使ってたりするんですよ(笑)。

一同:(笑)

haderu:ホントにねぇ、hidekiはよく見てる(笑)。めちゃめちゃ頼ってるよ(笑)。不安なんだと思うけど、ちょくちょくカンペの置いてある中央に戻ってくるもんね(笑)。煽りに行けよ!って思うとこでも、戻ってきて見てるからね(笑)。

hideki:ちょろっとしか前に出ないからこそ、不安になるんですよ! ちょろっとしか出ないのに、オマエ、ミスったんかい!っていうのが怖くて怖くて。

haderu:だから、ちょろっとなんだから覚えろってば(笑)。

hideki:そうなんですよね〜(笑)。

ediee:でも、俺も一回だけ、バラード曲でタブ譜をステージに置いておいたことありますよ。やっぱ、静かな曲で間違うと目立つから、不安でしかたなかったんで。同じところでいっつも間違う癖がついちゃってたから、間違わないために、ステージに譜面持ってってたんです。

――でも、逆に、どこを弾いてるか解らなくなったとき、目で探し出すと、余計に焦らない?

ediee:いや、その前に、バラードだから照明が暗くなって、まったく譜面が見えなくなっちゃうんですよ。

haderu:それ意味ねぇじゃん(笑)。

ediee:そうなんですよ。結局、役に立たないんです(笑)。

dunch:譜面が見えるようにそこだけ明るくしてもらう訳にはいかないからね(笑)。

hideki:たしかに。でも、あの武道館がきっかけで、やっぱり武道館に単独で立ちたい!っていう想いが強くなりましたからね。広いとこんな景色なんだなって、感動したんです。

haderu:武道館ってライヴハウスとはまったく距離感が違うから、特別に緊張するよね。たっちゃんも緊張するの?

逹瑯:しますよ。やっぱり、ワンマンはね。イベントとかはもう緊張しないけど、やっぱりワンマンだと緊張はいまだにする。

haderu:そうなんだ! 何回もやってるのに?

逹瑯:うん。毎回慣れないですね。

haderu:へぇ〜、たっちゃんでも緊張するんだぁ。

逹瑯:しますよ。でも、そういえば、hidekiさんの娘さん、ちゃんとダンス完璧に覚えてるんですね!俺、娘さんが初登場したライヴは行けなかったんだけど、娘さんが公園で「傷心マキアート」を踊ってるのをhidekiさんが撮ってる映像をYou Tubeで見たんですよ。あれ、めちゃめちゃ可愛いですね!

hideki:娘、11歳です(笑)。

逹瑯:ね。俺、最初にhidekiさんの娘だって聞いたとき、うわっ、デカッ!って思いましたもん。こんな大きな子がいたなんて!!!って、びっくりしたんですよね。でも、あの動画に入ってるhidekiさんの声が、お父さんの声になってて、ちょっとほっこりするんですよね(笑)。めちゃめちゃお父さん似ですね。

haderu:似てる? 嫁を見たら、嫁にそっくりだと思うと思うよ。ほとんど嫁の顔だもん。抱いた感じも嫁と同じだしね(笑)。

逹瑯:へっ!?

hideki:おい! いつ抱いたんだよ!

逹瑯:あはははは。

――でも、ステージも、娘ちゃんがダンサーとして加わることで、また違った見せ方になったし、7人から5人になった見せ方の中で、すごくいいアクセントになってますよね。

hideki:そう言ってもらえると嬉しいですね。

haderu:でも、そうそう、7人から5人になったとき、やっぱりすごく悩んで、最初、もう辞めようかなって思ったんですよ。もう続けていけないんじゃないかなって、解散も考えたんです。でも、たっちゃんが、いろいろと相談に乗ってくれて、本当に真剣にいろんなアドバイスくれて。

逹瑯:7人だったときの方が、たしかに、賑やかさとか、華やかさの面では勝っていたかもしれないけど、5人の方がバンドとしては、バンド感が増したなって感じがしたんですよね。演奏とかも、メンバーが減った方が、意志の疎通がしっかりできるというか。だから、解散なんてもったいないと思ったんですよね。

hideki:ちっちゃいライヴハウスにもわざわざ見に来てくれてね。しかも、ライヴだけを見るんじゃなく、ちょっと早めに会場に入って、顔見せてくれて、みんなのメンタル面にも力をくれたというか。

――いいとこあるじゃないですか、逹瑯くん! そういえば、そのツアーの時、水戸まで行ってきたって言ってたもんね。

逹瑯:そうそう。行ったね、水戸まで。

――jealkbも、インタビューのとき“いつも、逹瑯くんがすごく力になってくれる”って言ってましたもんね。

haderu:そう。本当にそう。すごく力になってもらってる。7人から5人になるときも、ステージングとか、個々の動きのアドバイスなんかもしてくれてたし。“フロントマンが2人減ってるから、フロントマンである俺たちがその分動いた方がいいよ”って、たっちゃんに言われたんで、俺はそれを自分の言葉にして、コイツ(hideki)に教えたんです。

hideki:そうそう。って、えっ? あれ、haderuの言葉じゃなく、逹瑯さんから言われたアドバイスだったの!? 俺は今のいままで、haderuの言葉だと思ってたよ! ダセェな、コイツ(haderu)。

haderu:誰がコイツなんだよ(笑)!

hideki:あ、すいません、先輩っ!(笑)

逹瑯:あはははは。dunchさん、この前のサッカーはどうでした?

dunch:サッカーね、すごい良かった! って、ここでそんな話しても、全部カットされちゃうでしょ。でもしゃべっちゃお(笑)。プロモーション先でもいろいろと試合みてたりして、楽しかったですよ。

elsa:ずっとサッカー見てたもんね。

dunch:好きなんでね、サッカー。逹瑯さんはサッカー好きじゃないでしょ?

逹瑯:普通です。

dunch:おいおいおい。絡みずれぇな(苦笑)。

一同:(爆笑)

dunch:YUKKEさんは好きですよね。よく、草サッカーも一緒にやったりしますよ。前なんか、小平まで来てくれましたからね。

逹瑯:YUKKEは自分でバンドマン集めてサッカー・チーム作ってるからね。でも、あんなの全然活動してないもん。

――チーム名、逹瑯くんが付けたんだよね。

逹瑯:そう。

elsa:なんて言うんですか?

逹瑯:【土星の輪】

一同:え(固まる)???

――絡みづらいでしょ(笑)。

hideki:絡みづらくはないけど(笑)、はぁ?ってなる(笑)。

逹瑯:いや(笑)。ちゃんと意味もあるんですよ。1個のボールをみんなで囲んでるのが、土星を囲む輪みたいだなって。

ediee:上手いな!

haderu:ホントだ! 後から意味聞いたら、なかなかいいね〜って思ったよ、今。

dunch:そのチームには自分も入ってるの?

逹瑯:ううん。応援に行ったり、遊びに行くだけ。

dunch:ちゃんとユニフォームとかもあるの?

逹瑯:作る作るって言って、2年経った(笑)。それに、まったく上手くないですから(笑)。だってYUKKE、前にdunchさんのチームと戦ったとき、“dunchさんとこのチーム強くて嫌だ”って言ってましたもん(笑)。最近、12012のヴォーカルの宮脇が、自分でサッカー・チーム作って、ディスクガレージ主催のフットサルに出たいって言ってたんで、また出てやって下さいよ。

dunch:いいよいいよ、俺でよければ! っていうか、そこはかなりレベル高いですよ。

逹瑯:普通にJリーガーいるんでしょ?

dunch:そうそう。奥寺康彦さん(サッカーの元日本代表選手)いましたからね、チームの中に。ちなみに、優勝はMr.Childrenの桜井さんのチームでしたけどね。あそこは桁が違う。

逹瑯:っていうか、dunchさん、サッカーの話になったらいきなり元気になりましたね(笑)。

haderu:現金なヤツめ(笑)。

逹瑯:dunchさんは、野球とサッカーだったらどっちが好きなんですか?

dunch:野球とサッカーだったら、サッカーかな。

逹瑯:サッカーとベースは?

dunch:サッカーとベース? サッカーだね(笑)。

haderu:サッカーとバンドだったら?

dunch:サッカーだね。

haderu:おい! なんでサッカーが勝つんだよっ!

逹瑯:ベースとお笑いはどっちが好きなんですか?

dunch:ベースだね。

一同:(大爆笑)

hideki:辞めちまえよっ!

haderu:オマエ、本職、お笑いじゃねぇかっ!

dunch:お笑いは、やるより見る方が好きかな〜。

haderu:じゃぁさ、生きると死ぬならどっち?

dunch:ん〜。死ぬかな。

一同:(大爆笑)

haderu:どんだけ、ぐぅたら人間だよっ!

逹瑯:あはははは。でも、dunchさん、米、上手く炊けますもんね。

dunch:うんうん、キムカツのバイト時代ね。って今言うことじゃねぇだろ、そこっ(笑)!

一同:(大爆笑)

⇒NEXT INTERVIEW-3

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