ゲイリー・ムーア、死去

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ギタリストのゲイリー・ムーアが日曜日(2月6日)、休暇で滞在中だったスペイン、コスタデルソルのホテルで亡くなった。58歳だった。

ゲイリー・ムーア画像

現在のところ、死因は明らかにされていないが、睡眠中に亡くなったと報道されている。彼の死を発表したマネージャーは、あまりに突然のできごとに「まだ信じられない」とBBCに話している。「彼はものすごく元気だった。彼はロックの犠牲者じゃなかった。健康だった」

北アイルランド、ベルファストで誕生したゲイリー・ムーアは14歳でバンド活動をスタート。1969年、16歳のときにスキッド・ロウへ加入しレコード・デビューを飾った後、シン・リジィに参加。その後のソロ活動も成功し、レジェンド・ギタリストとしての地位を確立した。

シン・リジィのギタリスト、スコット・ゴーハムは「『Black Rose』時代、ゲイリーとプレイできたのは素晴らしい体験だった。彼は素晴らしいギタリストで素晴らしい人間だった」と、1967年からゲイリー・ムーアを知っているというブライアン・ダウニー(Dr)は「ものすごいショックだ。彼のために祈る。いなくなってしまったなんて信じられない」と哀悼している。

ゲイリー・ムーアは2010年春、21年ぶりに来日公演を行なったばかりだった。

Anger As Art/Abattoirのフロントマン、スコット・ゲインズは、ムーア・ファンを代弁するこんな声明を発表している。「ゲイリー、フィル(・ライノット)が出迎えてくれていると願っている。コージー(・パウエル)を探してくれ。そして、俺らがそこに行くまでに、アルバム何枚分かの曲を作っておいてくれ」

Ako Suzuki, London

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