ザ・ジャパニーズ・ポップスターズ、新作を3月9日にリリース

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デビュー・アルバム『We Just Are』では“ジャスティスへの返答”と騒がれ、今やポスト・アンダーワールド/ケミカルブラザーズと言われるまでに飛躍したザ・ジャパニーズ・ポップスターズが、2ndアルバム『Controlling Your Allegiance』を完成、3月9日にリリースする。

◆ザ・ジャパニーズ・ポップスターズ画像

今回UKではVirginと契約を交わし、あらゆる面でアルバムをシェイプアップしていったという。『Controlling Your Allegiance』の聴きどころは、彼らの破壊力満点なエレクトロニック・サウンドと豪華なコラボレーターであるという。

1曲目に収録されている2ndシングル「Let Go」は、彼らと何度か共演した後、自らコラボレーションを申し出たというシカゴ・ハウスの伝説的アーティスト:グリーン・ヴェルヴェットとのコラボ作品だ。グリーン・ヴェルヴェットのトレード・マークとも言える危なげで狂気めいたヴォーカルが彼らのトラックをより引き立てる。

アップリフティング&メロディックな「Song For Lisa」にフィーチャーされているのはリサ・ハニガン、ザ・キュアーのロバート・スミスにヴォーカル参加を依頼したのが「Take Forever」だ。ロバート・スミスにメールしても6ヶ月間音沙汰がなかったらしいが、ある日突然「迷惑メールのフォルダにメールが入ってしまっていた」というEメールが届いたのだという。ロバートは彼らのMySpaceをチェックし、ぜひ作品に参加したいと申し出てきた。そこで聴けるのは、前作アルバム『We Just Are』の魅力を凝縮したサウンドで「もしザ・キュアーが2006年に誕生していたら」というイメージを想像させるものになっているとか。

メンバー全員が特にお気に入りだという「Fight The Night」には、フランスのエレクトロ・シューゲイズ・バンドの最高峰M83からモーガン・キビーが参加。M83の大ファンであるという彼らは、モーガンのヴォーカルをフィーチャーするためにこの曲を作ったのだ。「彼女の歌声は、まるで別世界のもののようだよ」「彼女からヴォーカルが届いたときのことは忘れられない。1stアルバムからの素晴らしいステップ・アップになることを確信したんだ」とギャレスは語る。

1stシングルにもなった「Destroy」は、グラグラと沸き上がるようなダークなエレクトロ・サウンドから始まり、強烈なシンセ・サウンドが爆発するクライマックスへと展開する。その激しいトラックにはジョン・スペンサーの超個性的なヴォーカルが見事にマッチしている。「Shells Of Silver」には、アイルランド版ボン・イヴェールとして注目を集めるジェイムズ・ヴィンセント・マクモローが美しく独特なファルセットを披露。さらには、「Joshua」にバーミンガムを拠点に活動するインディーズロックバンド、エディターズのトム・スミスが参加している。

最新アルバム『Controlling Your Allegiance』はユニークかつパワフルなエレクトロニック・サウンドと、最強とも言えるコラボレーターを武器に、多くのダンス・ミュージック・ファンの心を掴むことだろう。踊り狂う観衆の心を巧みに操る事の出来る彼らの楽曲は、2011年のフェスやクラブで世界中のオーディエンスを盛り上げるはずだ。豪快なサウンドを爆音&ノンストップで体感していただきたい。

『Controlling Your Allegiance』
2011年3月9日(水)発売
BRC-271 ¥2,100(税込)
日本盤特典:解説書付、ボーナストラック追加収録

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