全432ページを誇る評伝「フィッシュマンズ 彼と魚のブルーズ」発売

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5月3日(火・祝)に日比谷野音ライブを控えるフィッシュマンズの評伝「フィッシュマンズ 彼と魚のブルーズ」が2月23日(水)に発売となる。アマゾンでは一足お先に19日から発売となる模様だ。

◆「フィッシュマンズ 彼と魚のブルーズ」画像

この書籍は、フィッシュマンズおよび故・佐藤伸治を間近で取材し続けていた雑誌『米国音楽』の川崎大助が、小山田圭吾と佐藤伸治の邂逅など、自身が目撃した1990年代の東京・音楽シーンのエピソードを織りまぜながら、フィッシュマンズと駆け抜けた時代を振り返るというもの。貴重な佐藤伸治のインタビューが多数収録されている。

初蔵出しとなる『米国音楽』特集ページ用に撮り下ろした千葉の海岸での写真や、下北沢の伝説的クラブ『ZOO』でのライヴ写真もフィーチャーされた、全432ページを誇る大著だ。是非ご注目を。


「フィッシュマンズ 彼と魚のブルーズ」
はじめに
第1章 90年12月「きょうは、シンジは、いません」
「ラママ」での出会い/バンドブーム/「ひこうき」
第2章 91年 らしくない大器、デビュー
こだま和文/『チャッピー、ドント・クライ』/初インタヴュー/『コーデュロイズ・ムード』/フリッパーズ・ギター解散
第3章 92年 涙ぐむような音楽
「100ミリちょっとの」/佐藤伸治の作詞術/『キング・マスター・ジョージ』
第4章 92年 ラジオ・デイズ
「アザラシアワー にじますナイト」/〈現音舎〉の横田さん/音楽漬けの日々
第5章 93年 新しいヤンキーたちの夜明け
『ネオ・ヤンキーズ・ホリデイ』/初の〈ZOO〉出演/〈米国音楽〉創刊/「いかれたBaby」/渋谷系のはじまり
第6章 94年1月~6月 渋谷は燃えているか?
〈SLITS〉/小山田圭吾と佐藤伸治の邂逅/2枚のマキシ・シングル/マリマリ・リズムキラー・マシンガン
第7章 94年6月~12月「夕焼けの色だよ」
小嶋謙介脱退/『ORANGE』/小沢健二『LIFE』/渋谷系ブーム爛熟
第8章 95年「まだ夏休みは終わってない」
『オー! マウンテン』/阪神・淡路大震災/地下鉄サリン事件/ポリドール移籍/〈ワイキキ・ビーチ・スタジオ〉開設/「ナイトクルージング」
第9章 96年 空中のシーズン
『空中キャンプ』/〈STUDIO VOICE〉の表紙/旅の終わり/『LONG SEASON』
第10章 97年~98年 残響の彼方へ
『宇宙 日本 世田谷』/〈ワイキキ・ビーチ・スタジオ〉閉鎖/『8月の現状』/最後のインタビュー/『男達の別れ』
第11章 99年3月15日
それから

著:川崎大助
1965年生まれ。88年『ロッキング・オン』誌にてライター・デビュー。93年、発行人としてインディー・マガジン『米国音楽』を創刊。

◆河出書房新社サイト
◆フィッシュマンズ・オフィシャルサイト
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