元ステレオフォニックス、スチュワートの死はウォッカ・ダイエットが一因

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2010年6月に急逝した元ステレオフォニックスのドラマー、スチュワート・ケーブルのガールフレンドが、彼の死因について語った。ケーブルは急性アルコール中毒により、自らの嘔吐物を喉に詰まらせたのが原因で亡くなったが、ガールフレンドは、そもそもウォッカ・ダイエットなるものがそれを誘発したと話している。

ケーブルはツアーに先駆け、ダイエットに取り組んでいたそうだ。それはビールを止め、カロリーの低いウォッカに切り替えるという方法だったという。カロリーは低いかもしれないが、アルコール度は高い。

ケーブルのガールフレンド、レイチェル・ジョーンズはこう話している。「ラガーよりウォッカのほうがいいっていうダイエットがあるの。カロリーが低いからって。それで、ツアーのためにダイエットを始めたスチュワートは飲み方を変えたのよ・・・。彼は当然、短時間にたくさん飲んだらどんなことになるか理解していなかった」

「彼はあの夜、ものすごい量の蒸留酒を飲んだために命を奪われることになった。蒸留酒はすごく強いのに、みんな、それをちゃんと理解していない」「スチュワートのように死ぬのはやめて。もし毒や漂白剤を飲んでいる人がいたら止めるでしょ? お酒が死を招くってことに気づく必要がある」

レイチェルは2010年6月、自宅のキッチンの床で倒れているスチュワートを発見。彼はその3日前から飲み続けていたという。警察のスポークスマンは「スチュワートは酩酊していたが、冷蔵庫からウォッカのボトルを出し、さらに飲み始めたようだ」と話している。

レイチェルは、飲酒に注意を呼びかける<Think Before You Drink(飲む前に考えよう)>キャンペーンを支援すると同時に、タバコのようにアルコールのボトルにも警告ラベルを掲載する提案している。

Ako Suzuki, London

◆洋楽チャンネル
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