葉加瀬太郎、初のクラシック形式のツアーをスタート

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葉加瀬太郎がクラシック形式のコンサート・ツアーを4月1日東京初台オペラシティでスタートさせた。1990年にクライズラー&カンパニーのメンバーとしてデビュー以来、ボーダーレスな活動を続けてきた葉加瀬太郎だが、クラシック形式のコンサートは意外にもこれが初めてのこととなる。

◆葉加瀬太郎画像

コンサートは2部形式で行なわれ、「見上げてごらん夜の星を」で幕を開けた第1部はピアノとの共演で、葉加瀬太郎が敬愛するブラームスのナンバーを中心に演奏。「ブラームスは僕のライフワーク。人生をかけて挑戦し続けていきたい。まだまだ発表会レベルですが…」と語り会場内で笑いを誘う。

第2部ではピアノにストリングス・クインテットを加えた編成で、クライスラーや、アルゼンチン・タンゴの名曲「Jalousie」、ジプシー音楽のチャールダシュ等に加え、情熱大陸のエンディング曲「エトピリカ」や、4月2日に最終回を迎えたNHK連続テレビ小説「てっぱん」のテーマ曲など、オリジナル曲を交え約2時間のコンサートを終えた。

この時期のコンサートの開催には葉加瀬太郎も悩みに悩んだという。「家で泣いている場合ではない。音楽家として出来る事はこれしかない」と開催を決意した。葉加瀬太郎は震災直後から、帰国までの間、ロンドン市内で7回のチャリティ・コンサートを開催して義援金を集め、英赤十字社を通じて寄付している。ロンドンでは地元の留学生が多数、ボランティアで参加。彼らのネットワークを通じて、この日のコンサートでは約40人の学生ボランティアが集まり募金活動を行なった。

葉加瀬太郎のクラシックシアター・ツアーはこの日を皮切りに5月12日の札幌まで全国16ヶ所で開催される。同時にこのツアーと並行して、宮本笑里やゴンチチ等と共に参加する<ライブ・イマージュ11>ツアーも4月23日の川口リリアからスタートし全国7ヶ所で8公演開催となる。

<葉加瀬太郎クラシックシアター>
4月3日(日)兵庫県立芸術文化センター
4月8日(金)大阪・ザ・シンフォニーホール
4月9日(土)宮崎・メディキット県民文化センター
4月10日(日)東京・サントリーホール
4月14日(木)鎌倉芸術館 大ホール
4月15日(金)岡山シンフォニーホール
4月17日(日)りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館
4月19日(火)富山・新川文化ホール
4月24日(日)岡谷市文化会館
4月27日(水)呉市文化ホール
5月2日(月)シンフォニア岩国 コンサートホール
5月6日(金)愛知県芸術劇場
5月7日(土)京都コンサートホール
5月10日(火)函館市民会館
5月12日(木)札幌コンサートホール Kitara

<live image 11>
4月23日(土)川口リリアメインホール
4月28日(木)福岡市民会館
4月29日(祝)大阪国際会議場
5月1日(日)神戸国際会館
5月4日(祝)愛知県芸術劇場
5月5日(祝)堺市民会館
5月14日(土)東京国際フォーラム・ホールA
5月15日(日)東京国際フォーラム・ホールA

◆チケット詳細&購入ページ
◆葉加瀬太郎オフィシャルサイト
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