宍戸留美、配信限定作品が遂にCD化

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2010年12月に配信のみでリリースされていた宍戸留美のニューアルバム『CHERBOURG→BRIGHTON』が遂にCD化、5月11日(水)にリリースとなる。

◆宍戸留美画像

プロデューサー/ギタリスト鴫原浩平との出会い以来、ボサノヴァやジャジーな音楽的要素をまとい、素晴らしい雰囲気のライブを重ね、アイドル時代の彼女しか知らない者には信じられないような音楽的進化を遂げている宍戸留美だが、その表現はさらなる高みへ向かい、女性というセクシャリティを鋭く見つめた歌詞にも深みを湛えている。

アイドルとしてデビューして20年、アーティスト宍戸留美の待望の新作だ。以下は本人による全10曲のセルフ・レビューである。

1.faire l'amour(Album Mix)
デモの仮歌が浩平さんのフランス語でした。笑いがとまらなかったよ。いつか発表してやる(笑)。とうのは冗談で、女性の性の矛盾を歌ってます。

2.ライオンと休暇(Album Mix)
06年に鴫原浩平氏に初めて曲をカセットでもらった曲。私のイメージだったらしい。爽やかだけれど、男女の無常観を歌ってます。

3.Case of insanity(Album Mix)
私にもこんな時期、あったな。
大江慎也作、ルースターズのカバー。

4.井の頭にて(Album Mix)
歌詞が衝撃的に言われるけど、女性だったら日常のこと。身体と心のバランス。恋愛をしている女性の気持ちを、この歌をきっかけに歌おうと決意しました。

5.Go to BRIGHTON BEACH
某、お仕事の依頼で出来たかなりエモエロな曲。その場でミュージシャンがセッションで作り、歌詞もMajix のスタジオでキラキラとふってきた。

6.シェルブールの三日月
誰かに対しての応援のようでもあり、自分自身の経験のようでもあり今回のアルバムの中で内容が一番深い。「中味も伴い、常に奢り高ぶるな」という私からのメッセージです。サビの部分の演歌的な歌詞も歌っていて気持ちがいい。

7.Mon Romeo
自分に自信がない女性がある日、フリマで見かけた男女をみて自分自身を振り返り少しずつ自信をつけていく。フランス人オレリアンの哲学的な味も交わり、最高傑作品ができました。

8.春を待つ
コーヘーさんの持ち曲。私はこの曲が大好きで、今回は私なりの解釈で歌わせてもらいました。パリに行く飛行機の中で何度も何度も聴いた、私の中の思い出の曲。

9.How to Love
演奏、全て、コーヘーさんがやってます。コーラスもThe Ronettes 風(笑)。女性側から観た男性に対しての気持ちです。至極のポップチューン!!未来型サバイバル音楽番組「Oil in Life」のテーマ曲でもあります。

10.大切なうた(Album Mix)
デモを聴いた時、泣いちゃった。もらったその場で歌詞が書けた。音楽が人を救うことってあると思う。20年後この曲が失恋した女の人を癒すスタンダードな曲になればいいな。

『CHERBOURG→BRIGHTON』
2011年5月11日(水)発売
SNDL-0001 ¥2,100(税込)
1.faire l'amour(Album Mix)
2.ライオンと休暇(Album Mix)
3.CASE OF INSANITY(Album Mix)
4.井の頭にて(Album Mix)
5.Go to BRIGHTON BEACH
6.シェルブールの三日月
7.Mon Romeo
8.春を待つ
9.How to Love
10.大切なうた(Album Mix)

<デビュー21周年イベント>
2011年5月21日(土)@下北沢 風知空知

<レコ発ライブ>
2011年6月15日(水)@下北沢 440(four forty)

◆宍戸留美オフィシャルサイト
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