SHAKALABBITS、アンコール「Monster Tree」でニッポンコール

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2010年の年末からスタートし全国22公演が行なわれたSHAKALABBITSのツアー<密林 ジャングルTOUR 2010-2011FINAL>、そのファイナルが4月10日(日)新木場STUDIO COASTで開催となった。この日の公演は、3月12日(土)に開催予定だったツアーファイナルが振り替えとなって開催されたものだ。

◆「Monster Tree(Aco ver)」(SHAKALABBITS本人撮影)ライブ映像

このSTUDIO COASTのある新木場も震災当初は地震により液状化現象の被害を受け、駅前などはまだ補修跡が痛々しく残っている。そんな中、この日は予定より約1ヶ月遅れで5ヶ月にわたる全国ツアーが締めくくられることになった。SHAKALABBITSは震災直後から、被災者の支援活動としてファンへ向け義援金の募集やコンサートグッズの売り上げの一部を義援金にあてるなど、積極的な発信を行なってきていたところ。

この日は、会場には再演を待ち望んでいた2,500人のオーディエンスが集結、全31曲3時間にも及ぶ熱狂のライブが繰り広げられた。アンコールのMCでヴォーカルのUKIは、雨が降って、風が吹いて、何度草木から振り落とされても、常に休む事なくあきらめないで、上に駆け上り続けるテントウムシの姿に、自身の経験と今回の震災を重ね合わせ、「テントウムシになりたい!何度落とされても、それを飛び越えてやろう!」と会場のファンと被災地へエールを送り、アンコールの最後にはSHAKALABBITSの代表曲であり、大きな世界中への人間愛を綴った「Monster Tree」のアコースティックバージョンを、ヴォーカルとアコースティックギターのみで披露、会場のオーディエンスと大合唱で締めくくった。

「Monster Tree」は現在、レコチョクにてチャリティ配信中だが、この日弾き語りで披露したアコースティックバージョンの模様は、メンバー自身がiPhoneで撮影しYouTUBEへ公開、話題となっている。「ニッポン」コールも沸き起こったポジティブなエネルギーに満ちた映像を、是非ご覧いただきたい。


◆東北地方太平洋沖地震にまつわる音楽・アーティスト関連情報ページ
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