マイ・ケミカル・ロマンス、日本のために歌う

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「日本の被災者支援の為に立ち上がって欲しい」という世界中のファンからのツイートに応え、マイ・ケミカル・ロマンスが「#SINGitFORJAPAN」をレコーディングし、4月13日からiTunesで独占配信をスタートした。曲の収益は東日本大震災の被災者支援の為に米国赤十字社へ全額寄付される。タイトルの♯は日本の応援メッセージにファンが使用したハッシュ・タグに由来するものだ。

◆「#SINGitFORJAPAN」PV映像

この曲は最新アルバム『デンジャー・デイズ』からのシングル「シング」をリアレンジしたもので、レイ・トロ(G)がアレンジとプロデュースを手掛けている。「#SINGitFORJAPAN」には、曲のオーケストラ・アレンジを手掛けたスージー・カタヤマ(プリンス、マイケル・ジャクソン、マドンナ、エルトン・ジョン等との仕事で知られるロサンゼルス・フィルハーモニー指揮者)をはじめ、数多くのミュージシャンが参加しており、ロサンゼルスのオーシャン・ウェイ・スタジオでレコーディングされ、アレン・サイズがエンジニアとミックスを、バーニー・グランドマンがマスタリングを手掛けている。

「日本での最初のショウ以来、マイ・ケミカル・ロマンスは日本に対して特別な絆を感じていました。ツアー中に事態が刻々と明らかになっていくニュースを目にして、大きな衝撃を受けた。俺たちはファンの声に押される形で“シング”をリメイクすることを思いつき、「#SINGitFORJAPAN」を形にするために、その才能と時間を割いてくれた多くのミュージシャンに連絡を取った。オーケストレーションに日本の伝統的なテーマを盛り込むことによって、日本の人々への賞賛と敬意を表現することが出来たと思う」──レイ・トロ

地震と津波が日本を襲った後、レイ・トロはマイケミのオフィシャル・サイトに日本への希望のメッセージをビデオや写真、絵や言葉で送って欲しいとのメッセージを掲載した。その中で彼は「心とクリエイティヴィティのまま、自由に表現して欲しい」と書いている。世界中のファンから何千ものメッセージを受け取った彼らは、これらを集め「#SINGitFORJAPAN」のビデオを制作、公開してくれた。また特設サイトでは、特製Tシャツ、そしてギタリストのフランク・アイエロが2011年初めの来日公演中に撮影した写真から制作したリトグラフ「From Shibuya With Love」を販売している。

Tシャツとリトグラフの売上から得た収益は全て、東日本大震災の被災者支援の為に米国赤十字社へ寄付される。


◆「#SINGitFORJAPAN」オフィシャルサイト
◆iTunes Store 「#SINGitFORJAPAN」(※iTunesが開きます)
◆東北地方太平洋沖地震にまつわる音楽・アーティスト関連情報ページ
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