<ap bank fes>、2011年も開催が決定

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多くのアーティストがその趣旨に賛同し、毎年恒例のイベントとして定着している<ap bank fes>が、今年もつま恋で開催されることが発表になった。

一般社団法人APバンク(ap bank)は、2011年3月11日(金)に発生した東日本大震災の災害復興支援プロジェクト【ap bank Fund for Japan】をスタートした。これを受けて、今回のイベントタイトルは、<ap bank fes' 11 Fund for Japan>。音楽を通して災害復興に向けてのメッセージを送ることを目的に、開催されることになった。

開催は、7月16日(土)、17日(日)、18日(月・祝)の3日間。本イベントの収益金は、すべてap bank Fund for Japan を通じて東日本大震災の復興支援に充てられる。

<ap bank fes' 11 Fund for Japan>の開催について、小林武史と櫻井和寿からのメッセージが公開されている。これを以下に紹介しておこう。

(オフィシャルサイトより)

こんな大きな震災があって動かなかったら、ap bankなんて作った意味もないな、そんなことを考え、身近な人と動き出してたら、いつのまにかap bankやkurkkuやoorong-shaの人も、アーティストも、food relationの仲間も、そして公募して集まってくれたボランティアの人たちも、いまや、みんなそれぞれ想いを持って有益な行動をしています。そして、その動きは、まだ止まることなくいまも回っています。気がつくと、そこには想いを持った人が集まれる場所が出来上がっていました。手前味噌ですが、ap bankを作ってよかったな、と思いました。

僕らは違う個性を持った「それぞれ」だし、繫がり合った「全体」です。この震災の後で、その事が凄く感じられます。難しいと思う事も勿論あります。とにかく被災地の人の気持ちになって、というのが基本でも関わる人も「それぞれ」でもあります。だけど、それを含めてこんなに「全体」を感じたことも僕はありません。

今年のフェスは、その収益の全てを、震災に関わる東日本のために使うことを前提に、開催を決めました。僕は東日本の復興の先に希望を持ちたい。それはap bankを作った時に思っていた未来と近いけど、もう少し力強い光のようです。

僕らはこの危機的状況下のリーダーという訳じゃないけど、とにかく音楽の使い手ではあるので、その力を利用して、ひとつの大きな方向性を作れると、思います。とりあえず、いま回り続けている想いを持った行動を続けて、つま恋に繋げたい。そうすれば、今年はいつもの何倍もの大きな力が待っていると思うから、きっと更に大きな方向性になって、その光に近づいていけるんじゃないかな。

そんなことを考えながら、ap bank fes'11 Fund for Japanの準備に入ります。
(小林武史)

ap bankに携わることを決めるとき、ぼくの中で柱になっていたのは「自分が日ごろ受けている恩恵に感謝をし自分以外の誰かの為に、存在したい」という強い想いだった。

この震災に直面し今一度、でもあのときよりも、もっともっと強い想いで初心の志を胸に刻みたい。苦しんでいる人たちの為に何が出来るのかを考えたい。

志に沿って出逢い奏でるという意味の「沿志奏逢」

心の中にその言葉を書いた旗を掲げて、つま恋に向かいたいと思います。

想いはひとつ
いまこそ、ひとつになろう。
(櫻井和寿)

開催日時:2011年7月16日(土)、17日(日)、18日(月・祝)
会場:つま恋(〒436-0011 静岡県掛川市満水2000 番地)
時間: 開園8:00 /つま恋南ゲートオープン
閉園 22:00 /つま恋南ゲートクローズ

◆オフィシャルサイト(PC・MOBILE)
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