ジェーンズ・アディクション、レコーディング風景を公開

ツイート
噂となっていたジェーンズ・アディクションのニューアルバム『THE GREAT ESCAPE ARTIST』が、EMIミュージック・ジャパンよりリリースとなることが明らかとなった。新曲「End To The Lies」が発表され、新作にはThe Master Musicians of Joujoukaが参加していることも合わせて報じられた。

◆「End to the Lies」レコーディング映像

The Master Musicians of Joujoukaとは、故ブライアン・ジョーンズがその音楽に魅了され、1971年にリリースした「THE PIPES OF PAN AT JOUJOUKA」を共に作ったことでも有名な、モロッコのリフ山脈に住むイスラム教の一派の呪術儀式的音楽集団だ。彼らをアルバムに迎えた理由をペリー・ファレルは「儀式的なアクセントを追加したかった。通常の楽器や音楽を越えたような深い何かを。そう、いわゆるロックバンドがよく出すような音ではなくね。それに、音楽に“嘘”にという魔法をかけたかったんだよ」と語っている。

アルバム『THE GREAT ESCAPE ARTIST』は夏リリースの予定となっているが、プロデューサーにTV on the Radioのベーシストでもあり、最近ではMUSEやINTERPOL、Franz Ferdinandのプロデューサーとしても活躍しているRich Costeyをプロデューサー/ベーシストとして迎え、ロサンゼルスにてレコーディングが続けられている。「End to the Lies」レコーディング映像をご覧いただければわかるとおり、そのかっこよさは突き抜けており、一刻も早いアルバムの登場を期待したいところ。

2011年夏にはUKでの<Reading Festival>や<Leeds Festival>への出演が決定しており、まだまだフェスへの出演も続くという。2002年の<FUJI ROCK>以来となる来日公演も是非検討していただきたいものだ。

ジェーンズ・アディクションは、1988年の『NOTHING'S SHOCKING』でメジャー・デビュー、1990年にダブル・プラチナム・アルバム『RITUAL DE LO HABITUAL』を発表。1991年にはフェスティバル<ロラパルーザ>を主催し、1990年代のロック・シーンを築いた。ロラパルーザの後解散するも、2003年には12年ぶりとなるサード・アルバム『STRAYS』を発表。その後、再度解散と再結成を繰り返し、一時期にはベーシストにダフ・マッケイガンも参加して新作を制作しているというニュースも入っていた。


◆ジェーンズ・アディクション・オフィシャルサイト
◆BARKS洋楽チャンネル
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス