「みやぎびっきの会」東日本大震災チャリティ・コンサート決定

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5月12日13時よりTOKYO FMホールにて「みやぎびっきの会」が主催する東日本大震災チャリティ・コンサートの制作発表会が行なわれた。

「みやぎびっきの会」は、仙台出身もしくは所縁のあるアーティストで構成され、2005年に第1回のチャリティ・コンサートが仙台市内で開催された。以来毎年1回公演が行なわれ、2011年の第6回公演は3月17日に予定されていたものの、震災の影響で延期。そんな中、「みやぎびっきの会」による支援コンサートが6月7日に東京で行なわれることが発表となった。

会見に出席したのは「みやぎびっきの会」のメンバーの稲垣潤一、小柴大造、遊佐未森、かの香織、声優・山寺宏一、DJパーソナリティ・小川もこ(仙台育ち)、復興支援公演にゲストとして参加する大友康平、川嶋あいという面々だ。

稲垣潤一(びっきの会実行委員長/仙台市出身):もともとは故郷に恩返ししたいという事で2005年から始めました。(6月の東京での公演は)歴史に残るような支援コンサートにしたいと思います。又、今回限りではなく来年も再来年も以降も、この『復興祈念』コンサートを続けて行きたいと思います。

小柴大造(ミュージシャン・山形市出身):19歳の頃から仙台で音楽活動を続けてます。今回の震災でメンバーのみんなと、何が出来るかを話し合い、そこで全員のパワーと人間の繋がりを感じました。10年、20年続けて行きたいと思います。

遊佐未森(ミュージシャン/仙台市出身):「びっきの会」は東北の方の思いやりと優しさで、今まで続けられてきたと思います。心の灯火(ともしび)を伝えられるようなコンサートにしたいです。

かの香織(ミュージシャン/栗原市出身):一人の力ではなく、みなさんと一緒に、(このコンサートを通じて)長い支援をしていきたいと思います。

山寺宏一(声優/塩竃市出身):元気で楽しい「おどげた(方言/もの凄い!という意味)」コンサートにして、支援の輪を広げていきたいと思います。

大友康平(ミュージシャン/ゲスト参加/塩竃市出身):人間の力を信じて、心を込めて歌うコンサートにしたいと思っています。とにかく、一番大事なのは、この事実を風化させない事!語り継いでいきたい!

川嶋あい(ミュージシャン/ゲスト参加):素晴らしい方と一緒の舞台に立てて、ありがたいと思ってます。自分は微力ですが、無力じゃない。これからも、この微力を続けていきたいと思います。

また、同公演の開催発表と共に「びっきこども基金」の設立も発表された。今回の震災で被災した子供たちの支援を目的として、各県の教育委員会を通じ被災した子供たちの教育、被災された子供を受け入れた施設の支援、小中高・各学校の楽器のリペア等に使われるという。

<みやぎびっきの会 プレゼンツ 東日本大震災支援LIVE~Dream Chain~>
2011年6月7日(火)
@渋谷C.C.Lemonホール
開場17:30 / 開演18:00
みやぎびっきの会・メンバー:さとう宗幸/中村雅俊/稲垣潤一/小柴大造/遊佐未森/かの香織/山寺宏一/小川もこ
ゲスト:大友康平/岡本真夜/狩野英孝/辛島美登里/川嶋あい/坂本サトル/さだまさし/佐藤竹善/沢田知可子/スターダスト・レビュー/高橋ジョージ/竹中直人/Chage/寺井尚子/マギー審司
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