SA-CD～SHM仕様発売、一周年記念キャンペーン開始

シングルレイヤー方式やSHM素材の採用など、究極のSACDとの評価を確立しているSA-CD～SHM仕様のSuper Audio CDが、東北地方太平洋沖地震によりディスク製造工場が被災した関係でしばらくリリースが滞っていたところ、5月25日より無事発売が再開されることとなった。

あわせて、このタイミングが2010年6月にリリースが開始されてからちょうど一周年を迎えることを記念し、ラックスマンの高級SACDプレーヤーやSHUREのヘッドホン、ファイナルオーディオデザインのheaven sなどが当たるキャンペーンもスタートとなった。

キャンペーン期間は5月25日より8月25日までの3ヶ月。新たに発売されるラインナップもこれまでにも増して充実しており、ザ・ローリング・ストーンズの1970年代以降の作品、スティーヴィー・ワンダーの1970年代3部作、スティーリー・ダンの名作『幻想の摩天楼』、ザ・フーのシングルA面26曲を収めた『ザ・シングルス』など、名盤の世界初SACD化が目白押しだ。ジャズでは、『ワルツ・フォー・デビイ』ほかビル・エヴァンスの6作品、クラシックでもフルトヴェングラーとベームの、シリーズ初となる世界初SACD化作品のリリースを控えている。

初SACD化となるタイトルは、アナログ・テープから直接DSDにトランスファーされたものが多く、その際にはイコライジングやコンプレッションといった味付けは用いず、当時のマスターそのままの音を再現するフラット・トランスファーという手法が採用される。マスタリング・ルームで鳴っている音をそのまま音盤化したかのような新鮮なサウンドは、目からうろこの新発見の連続だ。

◆SA-CD～SHMオフィシャルサイト