ゴスペラーズ、ライブ<ハモリ倶楽部 響(HIBIKI)>のオンエアが間近

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1994年のメジャー・デビュー時から5人のメンバーが織り成す強固なチームワークと、それに裏打ちされた確かなヴォーカルワーク、そして華麗にして無限大の広がりを見せつける唯一無二のハーモニー。日本のヴォーカル・グループ・シーンの牽引者として、そして先駆者として、いまなお新鮮な輝きを衰えさせることない奇跡のグループ、ゴスペラーズ。

彼らが2010年の11月にスタートさせた、秋から冬にかけて行われるツアー<ゴスペラーズ坂ツアー2010~2011“ハモリ倶楽部 響(HIBIKI)”>ツアーの東京公演4daysの4日目にあたる2月10日、NHKホールでのライブの模様をWOWOWで独占放送する。

声が紡ぎ出すハーモニーの妙と、個性溢れるキャラクターが作り出す温かなステージで、常に高い評価と人気を集め続けているゴスペラーズのコンサート・ツアー“ゴスペラーズ坂ツアー”。今回は“ハモリ倶楽部 響(HIBIKI)”と題され、架空の店“響”を舞台に物語が展開していく。

木枯らし吹き荒ぶなか、“響”を訪れたコイキと名乗る1人の女性。ワケあり気な彼女を招き入れたゴスペラーズ演じる5人の店員がハーモニーの力で、その心を解きほぐしていくというオープニングは、コンサートというよりもミュージカルを見ているかのような楽しさと温かさに溢れている。

6月8日にリリースされるニューアルバム『ハモリズム』に収録されている新曲「Shall we dance?」や、昭和を代表する作詞家・阿久悠氏のトリビュート・アルバム『歌鬼3 ~阿久悠×青春のハーモニー~』の中に収められていた、森田健作のヒット曲「さらば涙と言おう」のカバーをステージで再現。「星屑の街」「永遠に」といったシングル・ナンバーも飛び出すなど、おなじみの楽曲から思いがけないサプライズまでバリエーション豊かにステージが進行していく。

ここで、場面は“響”の控室へ移動。各店員個人単位によるショーの“演目合戦”で、満員御礼の客席を沸かせた後に、“響”が開店する。

ボイス・スクラッチを取り入れたゴージャスなナンバー「Mr.サンデー」が鳴り響くと、それまでじっくりと聴き入っていた観客も総立ち状態に。ミラーボールがきらめくアッパー・チューンは、続く「愛のシューティング・スター」「1, 2, 3 for 5」へと継承され、電飾もさらにパワーアップ。メンバーと客席が一体となったコール&レスポンスで、ボルテージが一気に加速していく。

大きな盛り上がりを経て、物語は第2章へ。ファンによるリクエストで選ばれたベスト・アルバム「G10」にも収められた「東京スヰート」「靴は履いたまま」という人気曲や、アンコールでは、新曲「見つめられない」で再び会場をぐっと引き締め、渾身のアカペラによる「Armonia」でフィナーレ。ハーモニーを意味するこの曲を“ハモリ倶楽部”の締めくくりに用意する心憎さも、彼らのステージを心待ちにする人々を増やし続ける所以だろう。

「最高の夜を演出します」という宣言通りの一夜となった今回のツアー、東京公演。その全貌は5月29日に放送されるWOWOWの番組で再び明らかになる。

「ゴスペラーズ ライブ “ハモリ倶楽部 響(HIBIKI)”」
5月29日(日)午後2:30~ WOWOWでハイビジョン放送

◆WOWOWオンライン
◆ゴスペラーズ オフィシャルサイト
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