<FM802 MEET THE WORLD BEAT 2011>、「上を向いて歩こう」を大合唱

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7月24日(日)、<FM802 MEET THE WORLD BEAT 2011>が盛大に開催された。日本最大級の野外フリーコンサートの様子を、オフィシャルレポートでお伝えしよう。

◆<FM802 MEET THE WORLD BEAT 2011>画像

22回目を迎えた日本最大級の野外フリーコンサート<FM802 MEET THE WORLD BEAT 2011>。40万通を越える応募から選ばれたリスナー7,000組14,000人を集めて、2011年も大阪・万博記念公園もみじ川芝生広場で開かれた。豪華なアーティストたちが出演するのはもちろん、スペシャルなコラボステージも見られるとあって、晴天のもと、老若男女問わず駆けつけた音楽ファンは大いに盛り上がった。

久しぶりの出演となった矢井田瞳の、新旧織り交ぜた選曲による熱いステージでライブがスタート。瑞々しい感性が光ったmiwaや、敬愛する芸術家岡本太郎作の太陽の塔を横目に繰り広げたOKAMOTO'Sの熱い演奏、そしてキャリア豊富なスキマスイッチやCHEMISTRYの堂々としたパフォーマンスに当然ながらオーディエンスも初っ端からボルテージがアップするばかり。

一方、初参加のMAIA HIRASAWAはCFソングとして耳馴染みのある「It Doesn't Stop」など披露し、アコースティックユニットながら息の合ったステージを繰り広げた(AL)小山田壮平+長澤知之も存在感をアピールした。

今年のステージで印象的だったのが、贅沢とも言えるスペシャルなコラボがサプライズで用意されていたことだ。日本語ラップにこだわりを見せるRHYMESTERのステージには、白で統一した衣装で横山剣(クレイジーケンバンド)が、そしてSOIL&“PIMP"SESSIONSでは自身のステージを終えたMAIA HIRASAWAがゲストボーカルで登場。さらに加藤ミリヤの際には、もはや盟友とも言える(?)清水翔太がステージに現れ、ヒットナンバー「BELIEVE」をデュエット。トリを飾ったMINMIのステージでは、会場一体となったコール&レスポンスを交えるなどの渾身のパフォーマンスのあと、アンコールでTHE BOOMの「星のラブレター」を歌うと、宮沢和史が登場する…といった具合。

最後は、恒例の出演アーティスト総登場による、ここだけでしか見られないセッション。東日本大震災被災者、そして日本へエールの意味を持つ名曲「上を向いて歩こう」を会場一体となって大合唱して終了。今年も音楽ファンにはたまらない1日となった。

なお、この日の模様は後日FM802とスペースシャワーTVで放送。FM802は8月20日(土)午後6時から9時30分にわたって、特別番組『FM802 MEET THE WORLD BEAT 2011 SPECIAL』(DJ=吉村昌広/内田絢子)を。スペースシャワーTVでは8月27日(土)と28日(日)の午後9時から10時30分に渡り、『FM802 MEET THE WORLD BEAT 2011 SPECIAL digest part1/part2』が放送される(後日リピート放送もあり)。

文:金本真一
撮影:田浦薫

<FM802 MEET THE WORLD BEAT 2011>
7月24日(日)12:30~
@万博記念公園 もみじ川芝生広場
FUNKY STAGE:矢井田瞳、RHYMESTER(うち1曲で横山剣とコラボ)、スキマスイッチ、SOIL&“PIMP"SESSIONS、CHEMISTRY、加藤ミリヤ(うち1曲で清水翔太とコラボ)、MINMI(アンコールで宮沢和史とコラボ)
HOT STAGE:miwa、MAIA HIRASAWA、(AL)小山田壮平+長澤知之、OKAMOTO'S

◆<FM802 MEETTHE WORLD BEAT 2011>オフィシャルサイト
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