THE NEUTRAL、夏祭り『全曲ライブ!』約60曲を2Daysで

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夏恒例、THE NEUTRALの「夏祭り」。毎年、海の日に行われていたライブが今年は2Days。2011年7月16日、17日に行われた。会場は、SHIBUYA PLEASURE PLEASURE。ライブタイトルは、<夏祭り『全曲ライブ!』PART1~デビューしてからの楽曲を2日間に分けて全てやります!!(EARLY TIMESを除く)~>と<夏祭り『全曲ライブ!』PART2~デビューしてからの楽曲を2日間に分けて全てやります!!(EARLY TIMESを除く)~>です。

◆THE NEUTRAL画像

なんといっても全曲ライブ。演奏する側も、観る側も気合い入りまくりでしょう。私は、初日しか行くことができなかったのですが、最初からテンション、相当高かったです。それは、恒例の「夏祭り」ってこともあるけれど、こんな理由もあるのではないかと。ライブで演奏される曲数はいつも限られている。だから、時にライブではなかなか聴けない曲もある。でも、今回は全曲ライブ!ぜんぶ聴ける!かなって思います。

客電が落ちると当然のように、すぐオールスタンディングに。ステージに現れるメンバー。しげるの高さのある反復横飛び(すみません。勝手にこう呼んでいます)に、強い強い生命力を感じる。7月16日は、空がとことん青かった。それと同じくらい真夏を感じるライブ。エネルギー注入されます。

舞台脇には、全曲数と今、何曲目を歌っているかを書いたものが置いてあって、落語の演目が変わるとめくられるように、1曲終わるごとに紙がめくられていきます。1日目は、デビューしてからの曲数、全57曲と書かれていました。2日目は、新曲と「一生懸命」が増え全59曲になっていたそう。一日約、30曲ですね!

ライブは、Webサイトで募集した「あの頃の僕、私」というTHE NEUTRALの曲にまつわるエピソードの紹介もしながら進む。切ないものから、おめでたいものまで、たくさんの思い出の場面に彼らの曲は関わっている、と改めて感じる。

そして1日で約30曲を演奏するこのライブは、長くなることを考慮して、安心して観てもらえるように2部制。1部が終わり休憩に入る。休憩が終わる3分前には、彼らの曲「3minutes」が流れる。

第2部のスタートは、まるでもう一度ライブが始まるかのようなテンション。彼らのライブは、観ている側も参加するシーンが多い。「ヨウゾウ」では、みんなで舌を鳴らしたりね。途中、「新曲やっていいですか?」と言って「Happy man」を。こうやって曲数が増えていったんです。

2日間に渡って行われたライブ。彼らの思い、彼らの願いが、彼らの音と言葉と存在で伝わってくるライブだった。9月4日からは、ツアーが始まる。

<7月16日セットリスト>
1部
1.チャンスはそこだ!!
2.運命の人
3.カナリア
4.チーズケーキ
5.beautiful day
6.渋谷ブルース
7.ロックメドレー
大げさ病
君の庭に輝く星
悲しみのブルース
傘のない君
青天の霹靂
大げさ病
8.流星のファンファーレ
9:花束の日々
10.スタートライン
11.明日へ向かって
2部
12.Go your way
13.僕は空飛ぶ本屋さん
14.ヨウゾウ
15.ちびとふとっちょ
16.汚れて行け
17.Switch
18.ブルルンGO!
19.時々僕が思うこと
20.ガタゴト列車
21.Happy man
22.一生懸命
23.自称ミュージシャン
24.映画を観に行こう
25.ともだち

<THE NEUTRAL LIVE 2011>
2011年9月4日(日)
@千葉LOOK
open 16:30 / start 17:00
前売 ¥3,000(ドリンク代別)

<THE NEUTRAL LIVE 2011>
2011年10月22日(土)
@SHIBUYA BOXX
open 16:30 / start 17:00
前売 ¥3,000(ドリンク代別)

◆THE NEUTRALオフィシャルサイト

[寄稿] 伊藤 緑:http://www.midoriito.jp/
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