マルーン5、ニュー・アルバムは年末か来年初頭のリリースが目標

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「MAKES ME WONDER」のヒットで知られる5人組バンドMAROON 5は、今かなりの多忙を極めている。リード・シンガーのADAM LEVINEは人気番組『THE VOICE』に出演し、バンドとしてはINDIANA STATE FAIRに出演してパフォーマンスを敢行することになっている。このイベントでは、先週土曜日に会場のステージが倒壊して死傷者を出す惨事が起こっており、MAROON 5はパフォーマンスによる収益のすべてを事故の犠牲者に寄付することにしているそうだ。そんな忙しい活動のさなか、Billboard.comは今週月曜日にギタリストのJAMES VALENTINEにインタビューを行い、LEVINEの『THE VOICE』への出演がもたらした効果や、次のアルバムの予定などについて語ってもらった。

MAROON 5は2002年に『SONGS ABOUT JANE』でデビューを飾り大成功を収めるが、VALENTINEによると「その後の2枚のアルバムは、それぞれ違う理由でかなりの時間をかけてしまった」という。2007年にNo.1を獲得したセカンド・アルバム『IT WON'T BE SOON BEFORE LONG』は、デビュー作が大ヒットしたことを受けて5年もの歳月を費やし、昨年2010年にリリースした『HANDS ALL OVER』に関しては、何年も続いたツアーが一段落したことで発売にこぎつけたのだという。

「でも次のアルバムは、かなりのハイ・ペースで制作するつもりだ。希望としては今年の年末あたりから来年初頭にはリリースしたいと考えている。携帯のレコーディング機材を持ち歩いているから、ツアーの移動中でも曲を書けるんだよ。すでに楽曲のアイデアはたくさんあるし、僕とJESSE(キーボード)はAPPLE社のレコーディング・ソフトウェアLOGICを使っている。つまりバックパックに小型のレコーディング・スタジオを背負って移動しているようなもので、どんな場所でも創作作業ができるんだ。飛行機の中、バスの中、ホテルの部屋でもOKさ」。

しかし新作のリリースの前に、彼らはこの夏TRAINと共同で行っているヘッドライナー・ツアーですでに新曲「MOVES LIKE JAGGER」を披露している。この曲はLEVINEが出演している『THE VOICE』で一緒に審査員を務めているCHRISTINA AGUILERAをフィーチャーした曲で、6/21の放送の中で初めてパフォーマンスされた。

「この曲をライヴの演目に加えることができたのは最高だった。演奏していてすごく楽しいよ」とVALENTINEは語っている。"

◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
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