<J-WAVE LIVE 2000+11 ~Heart to Heart~>、たくさんの感動&サプライズの3日間

ツイート
▲高橋優
▲三代目J SOUL BROTHERS
▲秦 基博
▲木村カエラ
▲RIP SLYME
▲ナオト・インティライミ
▲植村花菜
▲吉井和哉
▲Rake
▲平井 堅
▲ユニコーン
▲スガ シカオ
▲AI
▲清水翔太
▲CHEMISTRY
▲加藤ミリヤ
▲2PM
▲JUJU
8月19日(金)、20日(土)、21日(日)の3日間、2011年で12回目を迎えたJ-WAVEの真夏の一大音楽ライブイベント<サンスター VO5 presents J-WAVE LIVE 2000+11 ~Heart to Heart~>が国立代々木競技場第一体育館にて開催となった。豪華アーティストによる夢の競演は、連日10,000人以上を動員し、会場は熱気と興奮で包まれた。

◆<J-WAVE LIVE 2000+11 ~Heart to Heart~>画像

2011年は、J-WAVEが取り組む東日本大震災の被災地復興支援プロジェクト「Heart to Heart」活動の一環として開催。夏の電力事情に配慮し、消費電力を前年対比で25%削減し、オーディエンスとともに節電アクションを行ない、心おきなく音楽を楽しめる環境を構築しての開催となった。また、連日開演前後に、ジョン・カビラ、富永愛、別所哲也などJ-WAVEナビゲーターが入口に立ち募金を呼びかけた。

初日の8月19日(金)の出場は、高橋優、三代目J SOUL BROTHERS、秦 基博、木村カエラ、RIP SLYMEの5組。3日間の始まりを飾るステージは初出場の高橋優。「はじめまして、高橋優と申します」と丁寧に挨拶した高橋は、「J-WAVE LIVEに出演できてうれしく思います。精一杯歌わせていただきます」と全4曲を熱唱。ラストは「みなさんに心から笑える瞬間や幸せだと思える瞬間がたくさんきますように、との気持ちをこめて歌います」と「福笑い」で締めくくり、トップバッターにふさわしいパフォーマンスを届けてくれた。

2組目はこちらも初登場の三代目J SOUL BROTHERS。登場とともに会場に大歓声がわきおこり、「GENERATION」でスタート。力強いボーカルとパフォーマンスで会場を沸かせると、2曲目にはDOBERMAN INCも登場してコラボレーション。MCの「すごい盛り上がりですね~」という声がかき消されるほどの大歓声。ラス曲は9月7日発売のニューシングル「FIGHTERS」を再びDOBERMAN INCとともにパフォーマンス。最後までノンストップで会場に興奮を巻き起こした。

3番目に登場したのは、3年連続出場の秦 基博。3年連続と言えば『J-WAVE TOKIO HOT 100 AWARD』でも3年連続ベスト男性アーティスト賞を受賞している秦 基博だが、そのことにも触れ「このステージにいる間はベストなパフォーマンスをお届けします。ここで歌えてうれしい」と会場にメッセージ。「毎日の生活で不安になることもあるけど、その中で頼れるものがあるとしたら人が本質的に持っているあたたかさ、優しさなんだと思います。そんなことを思って作った曲」という言葉とともに「水無月」を披露した。

続いて木村カエラが登場。「私にとっては2年ぶりのJ-WAVE LIVE。J-WAVEはデビューしたときからお世話になっていて家族みたいなものなので、帰ってこれてとってもうれしいです」と、J-WAVEでもお馴染みのヒット曲を7曲披露。毎回衣装でも楽しませてくれる彼女の衣装はブルーグレイのTシャツにミニスカートで相変わらずとてもキュート。「Butterfly」では、オーディエンスも大合唱、「Circle」では会場も一緒になってタオルを回し、会場全体がひとつになったライブだった。

初日のトリを務めたのはRIP SLYME。「Good Times」「熱帯夜」など4曲を続けてパフォーマンス、そのままオーディエンスもどんどん盛り上がっていく。「今日は体感温度が低いので、もっと熱くなっちゃっていいですか~」というRYO-ZのMCをはさみ、最後までアゲアゲで突っ走り、それで終わるはずもなく、アンコール「FUNKASTIC」でさらに会場を盛り上げ、この日のライブは終了となった。

2日目の出場は、ナオト・インティライミ、植村花菜、吉井和哉、平井 堅、ユニコーン、スガシカオの6組。トップバッターに登場したナオト・インティライミは、「平井 堅さんと同じ三重県の出身で、THE YELLOW MONKEYやユニコーンの歌をずっと聴いてきて、スガさんとはメル友。植村花菜ちゃんとはいろんなイベントで会って『遅咲きもいいよね』って話してたんです」と2日目に出演するアーティスト一人ひとりをナオト流にリスペクト。「マワセマワセ」から「おまかせピーターパン」に続くラストは会場全体がタオルを回して今日の始まりを盛り上げた。

次に出場したのは、植村花菜。「J-WAVE LIVEに出演できて、ホンマにうれしい。ありがとう。アコースティックで、編成はしっとりしてるけど、気持ちはアゲアゲでいきます」と笑顔で語り、9月7日発売の新曲「My Favorite Songs」と「世界一ごはん」などを披露。「トイレの神様」では「おばあちゃんの思い出を素直に歌った曲です」と演奏前のMCで話すと、会場から大きな拍手が起こり、「心をこめて歌います」という言葉通りの気持ちのこもった演奏に会場もじっと聞き入っていました。

3組目は吉井和哉が登場。圧倒的な存在感で、6曲目までMCなしで続け、観客の心をぐっとつかんでしまう貫禄のステージ。「音楽で君たちのハートとつながることができたら、ミュージシャン冥利につきるんで、楽しんでいってください」とのMCをはさみ、「2011年は大変なことがあったけど、つらいことがあった分強い根がはって、きれいな花が咲くと思うので、みなさんを花にたとえて、最後に花の歌を」のメッセージとともに最後は「FLOWER」でしめくくりました。

転換の時間にサプライズ企画として、仙台在住のRake(レイク)が登場、「誓い」と「100万回の「I LOVE YOU」」を東北からの想いをこめて歌う「Thanks from TOHOKU feat.Rake」が会場を包む。「100万回の「I LOVE YOU」」ではRakeが「仲間を紹介します。福島から相馬高校の生徒たち」と紹介し、福島県立相馬高校の生徒がステージに登場してコラボレーション。会場からわき起こった温かい拍手が、しばらくの間鳴り止まなかった。

2日目の後半戦最初のアーティストはJ-WAVE LIVE第1回目から皆勤賞の平井堅だ。ギター1本とピアノ1台という超シンプルな構成で、「構成はシンプルだけど、心は盛り上がって歌うので優しくしてください」と一言。恒例の爆笑トークでは、1ヶ月の休みの間に言ったトルコの話題で会場を沸かせ、バラードではしっかり聞かせ、アッパーな曲では、会場と一体になって盛り上がる、平井堅ならではのステージを見せつけた

次に登場のユニコーンはインディ・ジョーンズのテーマに乗って、衣装もインディ・ジョーンズ張りの冒険家の衣装で登場。会場は待ってましたとばかりに大歓声と拍手が沸き起こり、総立ちで大盛り上がり。MCでは「今日はスガさんの前座で来ました。みなさん素晴らしいアーティストがここまで空気を作っているので、僕らがここで変な空気作らなくてもね…」という奥田民生のゆる~いトークも交えて、最後まで会場を魅了した。

2日目のトリを飾ったのは、平井堅とともに12回連続出場のスガ シカオ。「午後のパレード」からのアッパーなスタートで会場も最高潮にヒートアップ。2曲目の「正義の味方」からはホーンセクションも入り、さらに華やかなステージが展開。途中「Eighty-one point three~」とJ-WAVEのジングルを会場に歌いかけ会場から「J-WAVE~」とレスポンスする場面も。MCでは、「東日本大震災があって、自分の言葉の重みを改めて感じました」と震災に触れ、Rakeと一緒にステージにあがった相馬高校の高校生とも交流をもったことを語っ。鳴りやまない歓声と拍手の中、アンコールの「コノユビトマレ」まで、10曲を熱唱。

最終日は、AI、清水翔太、CHEMISTRY、加藤ミリヤ、2PM、JUJUの6組。トップバッターはAI。「一発目はわたし、AIで~す」と登場し、会場を一気にわかせた。「今日はトップバッターだから盛り上げていかないといけないと思って選曲したから」と「I'll Remember You」「Story」など、8曲を披露。「Wavin' Flag」では、満員の会場で大合唱がわき起こった。

2人目は清水翔太。ダンサーを従えて登場し「flower」を熱唱、ピアノ弾き語りで尾崎豊のカバー「forget-me-not」も披露した。「震災で何を発信すべきかわからなくなってしまったけど、音楽を作って、その音楽がみんなの心に寄り添っていけばいいという答えを出しました。そんな気持ちで作った曲」という「Song for you」のほか、ラストでは再び弾き語りで「君が好き」を披露しました。

CHEMISTRYはダンスユニットSynergyとともに登場。CHEMISTRYのナンバー「Go Alone」「TOGETHER」を披露。「僕たちの代表曲を」と「Point of No Return」の後、再び「昨年からの新しい形」とSynergyを呼び込み、CHEMISTRY+Synergyのナンバー「Shawty」「Keep Your Love」を披露。ダンサブルなナンバー満載の熱いライブでした。ラストは「10年やってきた僕たちの想いも乗せた」という8月10日発売の新曲「Independence」を熱唱した。

最終日後半戦は加藤ミリヤからスタート。ダンサー4人とともにセクシーな衣装で登場し、「DESIRE」を熱唱。清水翔太もステージに呼び込み「BELIEVE」「My loves goes on」をコラボレーション。ラストでは、収録直後に震災があったという、「私にとっての運命的な曲、どんな状況にあっても私も強くありたいし、みなさんも強くあってほしい」というメッセージとともに「勇者たち」を熱唱した。

次のアーティストはJ-WAVE LIVE初出場の2PM。オープニング映像が流れると会場全体にカウントダウンの大合唱が巻き起こった。大歓声の中真っ白いスーツに身を包んだ6人が登場し、8月17日発売の新曲「I'm your man」でスタート。男らしさを最大限にアピールした“ネクタイダンス”に11,000人の観客も大興奮。「音楽でみなさんの心と心をつなげるJ-WAVE LIVEの最後の日に出演できてとてもうれしいです」と会場に呼びかけ、「Without U」と「Heartbeat」のパフォーマンスの後、「I'm your man」のPVを挟んで、衣装を替えて再び登場。最後まで動きの一つ一つに大歓声が起こる熱狂のライブだった。

<サンスター VO5 presents J-WAVE LIVE 2000+11 ~Heart to Heart~>大トリは、J-WAVE月~木深夜24:00~26:00放送の「RADIPEDIA」で月曜日のナビゲーターも務めるJUJUだ。「夏の思い出と言えばJ-WAVE LIVE」というJUJU。「この夜をとめてよ」「素直になれたら」などで、会場の心をがっちりつかんでいく。ラストは「みなさんにとってそれぞれのYOUを思い出すときのサントラにしてほしい」と8月31日発売のニューシングル「YOU」を熱唱。鳴りやまない拍手でアンコール「やさしさで溢れるように」まで、JUJUならではのラブバラードをたっぷり聴かせるライブとなった。

<サンスター VO5 presents J-WAVE LIVE 2000+11 ~Heart to Heart~>
2011年8月19日(金) 18:00開演、20日(土)、21日(日)
@国立代々木競技場第一体育館
http://www.j-wave.co.jp/special/live2010/

8月19日(金)
木村カエラ、三代目 J Soul Brothers、高橋優、秦 基博、RIP SLYME(全5組)

8月20日(土)
植村花菜、スガ シカオ、ナオト・インティライミ、平井堅、ユニコーン、吉井和哉(全6組)
+Rake(レイク)(Thanks fromo TOHOKU)

8月21日(日)
AI、加藤ミリヤ、CHEMISTRY、清水翔太、JUJU、2PM(全6組)

8月19日(金)
■高橋優
1.現実という名の怪物と戦う者たち
2.こどものうた
3.誰もいない台所
4.福笑い

■三代目J SOUL BROTHERS
1.GENERATION
2.MONSTER ~ DANCE (Performer + D.I)
3.1st Place
4.FIELD OF DREAMS
5.BEST FREND'S GIRL
6.FIGHTER

■秦.基博
1.鱗(うろこ)
2.Halation
3.キミ、メグル、ボク
4.朝が来る前に
5.水無月
6.プール

■木村カエラ
1.喜怒哀楽.plus 愛
2.マスタッシュ
3.Ring Ding Dong
4.Butterfly
5.Circle
6.BANZAI
7.Magic Music

■RIP SLYME
1.JACK GOES ON
2.Good Times
3.SCAR
4.熱帯夜
5.甘い生活
6.楽園ベイベー
7.BAMBINA
8 JOINT
ENC FANKASTIC.

8月20日(土)
■ナオト・インティライミ
1.Dreammaker
2.タカラモノ.~この声がなくなるまで~
3.今のキミを忘れない
4. Hello
5.マワセ マワセ
6.おまかせピーターパン

■植村花菜
1.My Favorite Songs
2.ミルクティー
3.世界一ごはん
4.トイレの神様

■吉井和哉
1.ACIDWOMAN
2.VS
3.MUSIC
4.クランベリー
5.シュレッダー
6.ONE DAY
7.LOVE & PEACE
8.ビルマニア
9.FLOWER

■Rake (Thanks from TOHOKU feat. Rake)
1.誓い
2.100万回の「I LOVE YOU」


■平井 堅
1.いとしき日々よ
2.お願いジュリー
3.思いがかさなるその前に
4.LOVE OR LUST
5.POP STAR
6.僕は君に恋をする

■ユニコーン
1.ライジングボール
2.頼みたいぜ
3.WAO!
4.手島いさむ物語
5.さらばピッチ
6.オレンジジュース
7.デジタルスープ
8.大迷惑

■スガシカオ
1.午後のパレード
2.正義の味方
3.Party people
4.俺たちファンクファイヤー
5.サヨナラホームラン
6.月とナイフ
7.約束
8.コーヒー
9.Progress
ENC.コノユビトマレ

8月21日(日)
■AI
1.pople in the world
2.FAKE
3.E.O.
4.my angel
5.I'll Remember You
6.Story
7.Wavin' Flag
8.I Wanna Know

■清水翔太
1.flower
2.YOU&I
3.forget-me-not
4.Song for you
5.love
6.SUMMER TIME
7.君が好き

■CHEMISTRY
1.Go Alone
2.TOGETHER
3.Point of No Return
4.Shawty
5.Keep Your Love
6.Period
7.Independence

■加藤ミリヤ
1.DESIRE
2.夜空
3.BABY!BABY!BABY!
4.BELIEVE (w/清水翔太)
5.My love goes on (w/清水翔太)
6.LAST SUMMER
7.勇者たち

■2PM
1.I'm your man
2.Without U ~Japanese ver
3.Heartbeat ~Japanese ver
4.Take off
5.Hands up
6.10 out of 10

■JUJU
1.この夜を止めてよ
2.If
3.素直になれたら
4.また明日…
5.さよならの代わりに
6.YOU
ENC やさしさで溢れるように
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス