キース・リチャーズ、島のラジオ局を救う

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英国ワイト島にある小さなラジオ局が、キース・リチャーズからの寄付金によって救われた。Angel Radioは7月、嵐によってトランスミッター(2,000ポンド相当)が損傷。リスナーに寄付を呼びかけていた。

リチャーズの会計士から小切手を受け取ったという同ラジオ局のスタッフはBBCにこう話している。「封筒を開けたとき、心臓が止まりそうになりました。キース・リチャーズからの寄付だと書いてあったのです。我々は顔を見合わせてしまいました。“あのキース・リチャーズなのか?ほかにもキース・リチャーズという人がいるのか?”と」

会計士から“あのキース・リチャーズだ”と確認を取ったラジオ局は、キース宛に感謝の手紙を送ったという。

Angel Radioの寄付金募集の話は、ウエスト・サセックス州にあるリチャーズの自宅周辺でも聴取可能な姉妹ラジオ局からも流れたというが、リチャーズが実際、どうやってそれを知ることになったかは明らかではない。

コマーシャルを流さず、経営をリスナーからの寄付に頼っているというAngel Radio局にとってリチャーズの寄付は大きく、トランスミッターを換えるとともに、残った金額をライセンス料の支払いにまわすことができるという。

Ako Suzuki, London

◆BARKS洋楽チャンネル
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