世界のアーバンR&Bスター達が惚れ込んだラティーフ、新作『Love Life』を発表

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数々のアーバンR&Bスターに楽曲を提供し、マイケル・ジャクソンも、クリス・ブラウンも、フェイス・エヴァンスもその才能に惚れ込んだというLATIF(ラティーフ)。生前のマイケル・ジャクソンが歌入れした提供曲がリークされたり、2011年度グラミー賞に提供曲がノミネートするなど、世界が注目するこのシンガーソングライターが、新作を発表する。

◆ラティーフ 画像、「ONE KISS」ミュージックビデオ

各方面で絶賛され大ヒットとなった前作『Love Is Love』。これを上回る美メロづくしな、“アルバムで聴きたいアルバム”が、『Love Life』だ。本作には、盟友ライアン・レズリーはもちろん、ジョン・レジェンド&ザ・ルーツ「WAKE UP」のジェイムス・ポイザー、そして東方神起「どうして君を好きになってしまったんだろう?」の制作や、MYAなどをプロデュースしているFredrik “Fredro” Odesjoといった世界有数の製作陣がバックアップ。たとえ洋楽に興味がないという人だって、Fredroが手がけた東方神起「どうして君を好きになってしまったんだろう?」の美しい旋律を知っているならば、本作品の美メロ具合は容易に想像できるはずだ。なお、1週間先行で配信スタートしたiTunesでは、R&B / ソウルチャートでアルバム、シングルともに1位を獲得している。

そして9月7日のCDリリースを前に、新作についてラティーフ本人が語ってくれた。

   ◆   ◆   ◆

── 新作、『Love Life』ですが、まずアルバム全体のコンセプトを教えてください。

「意味が2つあるんだ。“みんなが人生を愛するように”という願いと問いかけでのLove Life。自分ももちろん、自分が愛する人達、家族、友人、みんなが愛に溢れた人生を謳歌して欲しいという願いを込めたんだ。そして、恋愛(Love Life)におけるサウンド・トラックとして楽しんで欲しいという意味でのLove Life。愛する人に誠実でいることの大切さだったり、愛する人を得たら絶対に手放しちゃいけないってことを歌ってたりするだろ? 昔の恋愛を思い出したり。比較的、健康的な恋愛のストーリーが描かれてると思うんだ。」

── 『Love Life』ではサウンド的にヴァラエティに富んでますが、音楽的なコンセプトはありました?

「ソウルの幅を広げたいと思ったんだよ。ベイビーフェイスのようなアコースティックな「Faithful」、トニー・リッチ・プロジェクトのような感じだろ? 最高に好きなんだ。たとえば、「Oh Cherry」は90年代の雰囲気だし、とにかく、僕のソウルをあらゆる形で表現したいと思ったんだ。そして、自分の頭の中に浮かんだサウンドをそのまま忠実に再現することを心がけたのが今作だよ。大変だったけど、すごくやりがいがあったよ。クリエイトするプロセスが本当に楽しかった作品でもあるんだ。それに、恋愛もしてるし、人生でもすごくいい場所にいるからね。そういう幸せな気持ちが作品に表れてるのは間違いないかな。」

── ひとりの男コーリー・ラティーフ・ウィリアムスと、アーティスト、ラティーフを“愛”という言葉を使って表現してもらえませんか?

「ラティーフという名前は元々アラビア語でgentle(穏やか、寛大、優しい)という意味なんだ。僕が曲を発表し始めた頃から、繊細な音楽で知られてきていると思う。そして、ひとりの男としても、繊細だし、僕の音楽が素の自分を反映していると信じている。自分の繊細な部分を隠そうとするアーティストはたくさんいるけど、僕は、人と会話をしていて相手がどういう人間かわかるように、音楽も同じで、聴いただけでその人がわかるものでなければいけないと思ってるんだ。聴く人が自分を感じるようじゃなきゃダメだってね。僕は常に音楽を通じて自分の心をさらけ出してきた。そして音楽を通じてでも、人と接するときでも、常に愛を感じてもらえるようにしてきたんだ。音楽のことを話すだけでも、僕の音楽に対する愛を感じてもらえると思うし、いつも正直に語り、生きてきたつもりさ。」

── 日本のファンにメッセージをお願いします。

「本当に日本のヒーロー達には感謝してる。心を込めて作った作品を楽しんで、愛を感じて欲しい。僕の音楽は僕のものだけでなく、みんなのものでもある。一緒にシェアしていこう。たとえ僕の名前のついた音楽だろうと、僕の曲ではないんだ。神様が僕を使ってみんなの耳と心に届けているというだけなんだよ。日本にも実際に行って、みんなの前でパフォーマンスするのが待ちきれないよ! 日本にはたくさんの“HURL”がいるからね! 大好きだよ! twitter.com/coreylatif に声をかけてよ! 自動翻訳機でしか訳せないけど、日本語で書いてきてくれてもみんなのメッセージはちゃんと読んで返事するから! facebookにもファンページがあるから、そこでもコミュニケートしよう。」


◆マンハッタン・レコーディングス
◆Corey Latif Williams Twitter
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