アンスラックス、攻撃的でメロディアスな8年ぶりのジョーイ復活作

ツイート
アンスラックスのニュー・アルバム『WORSHIP MUSIC』が9月13日(イギリス盤は12日、日本盤は14日)にリリースとなる。これは前作から8年ぶりとなるスタジオ・アルバムであり、1984~1992年までヴォーカルを務めていたジョーイ・ベラドナの復帰作でもある。

◆The Big 4 New York映像

先行リリースとなったデジタルシングル「Fight'em 'Til You Can't」を聴いてもわかるとおり、アルバムにはフックあるメロディとライヴで鍛え上げられたスラッシーなリフの連続ワザが立ち並ぶ。まるで黄金期のアンスラックスに何百倍ものエネルギーをさらに注ぎ込んだかのようで、ファンが待ち望んでいたサウンドと曲がそこにある。メンバー自身も、自分達の新しい音楽を聴くと鳥肌が立つと語っている。

メンバーがキッズ時代に受けた影響へのオマージュという「Judas Priest」は、メタルヘッズならニヤリとするであろう曲名どおりのナンバー。また一方で「In the End」はバンドとも深い交流のあった故ロニー・ジェイムズ・ディオや故ダイムバッグ・ダレルへの追悼ナンバーで、哀愁あるメロディとともに壮大な仕上がりを見せる。他にも往年のスラッシュ・メタルが目白押しで、日本盤にはボーナス・トラックが追加され、合計で14曲が収録されている。アルバムのプロデュースは、クレイドル・オブ・フィルスなどのアルバムでのプロデューサーとして手腕を発揮するロブ・カッジアーノ(G)を中心にバンド全員が手掛けている。そしてミックスは、グラミー賞ノミネート経験もあるジェイ・ラストンが担当。

アメリカでは発売の翌日にあたる9月14日に、ヤンキー・スタジアムでTHE BIG 4のライヴを敢行する。THE BIG 4とは、メタリカ、スレイヤー、メガデス、そしてアンスラックスというスラッシュ・メタルの四天王で、2010年6月から共演ツアーをヨーロッパで開始。2011年からは欧州各国、アメリカなどを転戦してきた。ヤンキー・スタジアムはアンスラックスの地元ということもあり、開催数日前にもかかわらず、すでにメタル・シティと化しているようだ。

日本盤の発売元であるビクターでは、ニュー・アルバム『WORSHIP MUSIC』購入者のなかから抽選で100名に“CREATURE FROM THE LIVING”の限定Tシャツが当たるキャンペーンを実施する。“CREATURE FROM THE LIVING”とは、2006年に大阪で誕生したブランドで、命名したのはアンスラックスのチャーリー・ベナンテ(Dr)だ。ブランドのデザイナーであるケニーは、毎シーズン、チャーリーと一緒にテーマを決め新作を発表しており、アンスラックスとメタリカのカーク・ハメット、モトリー・クルーのニッキー・シックスの衣裳も手掛けている。またアルバム発売記念として9月13日からアンスラックス限定Tシャツの発売も控えている。フロントにはチャーリーの愛用品でもあったロザリオ、バックにはオレンジのグラデーションによるアルバム・ジャケットをプリント。チャーリーとケニーによる渾身のデザイン、生地もオリジナルのCREATURE BODYを使用、すべてがこだわりの一品だ。サイズはXS~XLまで5サイズ展開。Tシャツの問い合わせはGREED(06-6251-7819 http://www.greedxxx.com)まで。


◆BARKS洋楽チャンネル
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス