「マダム・タッソー」、ついに日本上陸

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なんと、世界8カ国で展開する「マダム・タッソー」が日本初上陸を果たすことになった。開業日は2011年9月30日(金)、2012年1月4日(水)までの期間限定での登場だ。

◆「マダム・タッソー東京」画像

「マダム・タッソー東京」は、お台場の商業施設「デックス東京ビーチ」内にオープン、レディー・ガガ、ジョニー・デップ、マイケル・ジャクソンなどセレブ19人の等身大フィギュアを展示する体験型アトラクション施設となる。

「マダム・タッソー」は、マーリン・エンターテイメンツの人気アトラクション施設として、世界8カ国12ヶ所で展開しており、1835年のロンドンにオープンしてから計5億5,000万人以上が足を運んでいるという。セレブリティと実際に触れ合うことのできるもので、何度も見直して初めてフィギュアと気付く程の精密さは、5億5,000万人のお墨付き。等身大フィギュアの周囲には、ロープや柵などは設けられておらず、実際にセレブリティと肩を組んだり触れたりしながら記念撮影を楽しむこともできるのが最大のポイントだ。

今回日本に登場するのは、レディー・ガガ、ジョニー・デップ、ビヨンセ、マイケル・ジャクソンなど、海外セレブを筆頭に、葉加瀬太郎、坂本龍一といった世界的で活躍する日本人の等身大フィギュアも登場する。「マダム・タッソー」に展示されるフィギュアは、マダム・タッソーチームのリサーチにより選ばれるが、日本初上陸の「マダム・タッソー東京」においても各地に展示されているフィギュアの中から厳選されたものがやってくるという。海外セレブリティのフィギュアは、今回のためにファッションスタイルも一新されており、セレブリティ本人および関係者と緊密に連携し、その製作を進めてきたとか。

レディー・ガガのファッションに高い注目が集まるのは「マダム・タッソー」でも同様で、「ガガのファッションについて極秘を貫くことは、当館の歴史上でこれまでにないほど大変な任務になりましたが、ファンの方々も、秘密が明かされる日を楽しみに待っていたようです。」と、その関心度の高さは、やはり飛びぬけているようだ。

日本人セレブリティとしては、葉加瀬太郎、坂本龍一とともに、鉄腕アトムも登場するとか。今後、さらに2名の日本の人気スターのフィギュアが登場する予定も控えているようで、もちろん人選はマダム・タッソーによる極秘のもの。楽しみだ。

今回「マダム・タッソー東京」は、期間限定のアトラクションとしての展示となるが、来場者の要望によっては、常設の計画もあるという。「マダム・タッソー東京」は、「ワールド・ミュージック・スター」「ワールド・フィルム・スター」「ワールド・ヒーロー」「ローカル・スター」の4つのエリアにわかれており、セレブリティと肩を組んで写真を撮ったり、オードリー・ヘップバーンと朝食シーンを楽しんだり…と、セレブ体験が自由自在。お楽しみに。

創始者マリー・タッソーとは?
創立者であるマリー・タッソー(Marie Tussaud:1761-1850)は、250年前に誕生。世界ブランドとなった「マダム・タッソー」は、フランスに起源を持つ。パリで人気を誇ったフィギュアの興業主、フィリップ・カーティス博士は、若いマリー・タッソーに蝋を使った彫刻を指導した。カーティスの死後にビジネスを引き継いだマリーは、英国に展示拠点を移すことを決意し、それから33年間にわたって全土を巡業。好奇心の強い人たちに賞賛を浴びる人形の数を次第に増やしていった彼女は、飽くことなく広告宣伝を行い、展示内容を時代に合うように調整を施した。1835年、マリー・タッソーはロンドンに定住することを決意し、1884年には現在の場所であるメリルボーン・ロードに移転。マリー・タッソーは、ほぼ人生の最後まで展示に関わってきている。彼女が最後に製作したものは、81歳のときのセルフ・ポートレイトだ。これは1850年に亡くなるわずか8年前のこと。彼女の彫刻技法はすでに完成の域に達しており、その技術は忠実に次の世代に伝えられた。革命に揺れるフランスに住んでいた若いころに確立した技術は、現在のマダム・タッソーで働く彫刻師に受け継がれている。

[問]デックス東京ビーチ 電話:03-3599-6500
(C)マダム・タッソー
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