奥村愛子、4年ぶりとなる配信アルバムには恋から毒まで濃い味たっぷり

ポスト
2004年のデビュー以来、昭和歌謡調のメロディとエッジの聴いたサウンドと、その独特の歌詞の世界観で一気に人気を博したが話題となった奥村愛子が、iTunes、moraより9月14日に配信アルバム『鍵 こい味詰め合わせ』をリリースした。

◆奥村愛子画像

この作品は、2012年にリリース予定という5年ぶりとなるオリジナルフルアルバム『鍵』に先駆けてのリリース配信アルバムとなっている。自身のライブ活動と並行し、アイドリング!!!のシングル「目には青葉 山ホトトギス 初恋」の作詞作曲などアーティストへの楽曲提供や、TV番組「戦国鍋TV」の音楽コーナーMUSIC TONIGHTで全楽曲の作曲を手がけるなど、幅広い活動を行っており、その才はますますの輝きを放っている。近年の充実のアーティスト活動からしたためられた自身待望のオリジナル楽曲だけに、期待いただきたいところ。しっとりとしたバラードからキュートながらチクリと毒っ毛たっぷりの楽曲まで、その振れ幅は非常に広い。聴きごたえたっぷり、何しろ歌うまいし。

   ◆   ◆   ◆

ある日、アルバムのために録音した曲をそろえて並べて見渡してみました。すると、「箱」「扉」、そしてそれを開ける「鍵」がキーワードになっているものがいくつもあることに気づいたのです。

みんな、何かしら鍵を持ってますよね。どこかをかならず開けることの出来る鍵を。家の鍵ひとつだけしかない人もいれば自転車、バイク、車、職場、恋人の家、実家…いくつもじゃらじゃら持ってる人もいるし家に鍵をかけず1つも持たない人もいるかもしれない。

鍵をかけること、鍵をあけること、自分であけること、誰かにあけてもらうこと、代わりにあけてあげること。複製した合鍵、ひとつしかない鍵、使わなくなった鍵。目の前の鍵穴と、手にした鍵。その鍵をどう使うのか。

こんなことをああだこうだと考えつつ無意識のうちに根底にあったこのワードが今の私にも、そしてこれからの私にもぴったりなタイトルだと思い、名付けました。5年ぶりのアルバム、《鍵》という名前です。

そしてそんな《鍵》から厳選した「こい味」な楽曲たちを、来年のリリースに先駆けて先行配信します。是非、聴いてください。

奥村愛子

   ◆   ◆   ◆

なお、収録曲から「たのしい迷路」「かわいたグロス」「剣唄」の3曲の着うた(R)、着うたフル(R)が9月28日よりレコチョクにて配信される。

『鍵 こい味詰め合わせ』
2011年9月14日 配信スタート
1.たのしい迷路
2.かわいたグロス
3.フライデーナイト・トーキョーナイト
4.ジャパン
5.剣唄
6.さくらポケット(大盛り)
7.鍵

◆奥村愛子オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報