上半身裸の倖田來未がキス。禁断の愛を歌う新曲「愛を止めないで」

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9月21日に倖田來未のニューシングル「愛を止めないで」がリリースされた。本作は9月23日公開の映画『セカンドバージン』主題歌に起用されており、ファンの間ではすでに「愛のうた」「好きで、好きで、好きで。」を超える不朽の名作として話題となっている。それを裏付けるかのように、着うた(R)、着ムービー、歌詞サイト、メロディーコール / 待ち歌の4部門でウィークリーチャート1位を獲得。また、倖田來未が上半身裸で男性にキスをするミュージックビデオなどでも話題の1曲だ。

◆倖田來未の最新アーティスト画像、「愛を止めないで」ミュージックビデオ

「愛を止めないで」で歌われているのは、映画のテーマと同じ、不倫。倖田來未は「映画の世界観に寄り添った曲にするために、歌詞制作には悩みに悩んだ。」と語る。タイトルの「愛を止めないで」は「いいところも悪いところも含めて、あなたのことが好きだから、自分から愛を止めないで欲しい」という願いを込めてつけたそうだ。愛しくてたまらない、だけど許されぬ恋。そのはがゆさや切なさが込められた本作は、同じ感情を抱いたことがある人には特に、この秋一番のラブバラードになるはずだ。

また、同曲のミュージックビデオは、マレーシアを舞台に、楽曲と同様に映画のイメージに近づけた内容。倖田來未自身が、上半身裸となり、男性にキスをするという大胆かつ官能的なシーンが繰り広げられている。前作「4 TIMES」に収録されている「KO-SO-KO-SO」とはまた違う意味で、セクシーでスキャンダラスな映像だ。ちなみに先日、倖田來未が出演した『MUSIC STATION 25周年スペシャル』で司会のタモリが「この先が見たい!」と言っていた、あれである。

シングルのカップリングに収録されている「You are not alone」のライヴバージョンは、すでに東日本大震災復興支援チャリティーソングとして配信されている。ツアーを目前にして起こった東日本大震災。テレビが映し出す悲劇を前に自分にできることは何かを考えた結果、“アーティスト・倖田來未として曲を書き、歌を歌うこと”だったという。そのときの心境を一気に書き上げたというこの曲について、倖田來未は「この曲を聴いて明日からまた頑張ろうって思えたり、辛い時に心の支えになってもらえるなら、この曲を作った意味があると思う」と語っている。

シングル「愛を止めないで」は、官能的なミュージックビデオが付いたCD+DVD盤、2010年に放映されたNHKドラマ『セカンドバージン』の主題歌「あなただけが」の別アレンジを2タイプ収録したセカンドバージン盤(CD)の3形態でリリースされる。

また、映画『セカンドバージン』と倖田來未がコラボしている『セカンドバージン×倖田來未』Facebookページでは、倖田來未本人が恋愛の悩み相談に答えるなど、企画満載。そのサイト内で楽曲に触れたユーザーからも「愛を止めないで」は、“禁断の愛を歌った名曲”と好評なようだ。

ところで、“人の道から外れたこと”を本来の言葉の意味として持つ「不倫」は、許される愛の形ではない(国によっては重罪として死刑になることもある)。しかし不倫の歌に目を向けると、今回取り上げた「愛を止めないで」をはじめとして名曲と呼ばれる曲が多いことに気づく。代表的なところを挙げると、サザンオールスターズ「LOVE AFFAIR ~秘密のデート~」もそうだし、EXILEの「Ti Amo」もまた、不倫を歌っている。歌謡曲や演歌にまで対象を広げれば、さらに名曲と呼ばれる楽曲の数は増えることだろう。

禁断の愛。それは決して許されないことであるがゆえに、歌の世界では多くの人の心を震わせるのであろうか。

◆映画『セカンドバージン』×倖田來未 Facebook特設サイト
◆BARKS Facebookページ
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