スタインバーグからCubaseの複数パラメーターの同時操作を可能にするコントローラー「CMCシリーズ」6機種

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ヤマハは、Steinberg Media Technologies GmbH(スタインバーグ)との共同開発による音楽制作用デジタル・オーディオ・ワークステーション(以下DAW)ソフトウェア「Cubase」や「Nuendo」を直感的に操作できるUSBコントローラー「CMCシリーズ」6機種を11月1日より発売する。

「CMCシリーズ」は、DAWソフトウェア「Cubase」や「Nuendo」を直感的に操作できるUSBコントローラー。いずれも縦横サイズは共通、フェーダーやノブなど搭載される操作子の異なる6種類をラインナップ、制作スタイルに合わせて選べるようになっている。

「CC121」や「CI シリーズ」などで好評の「AIノブ」を備えた「CMC-AI」をはじめ、操作子や機能が異なる6機種を用意。制作スタイルに応じて必要な機種を組み合わせて導入することができる。マウスでは不可能な複数パラメーターの同時操作や別の画面を見ながらの操作など、複雑な操作が必要とされる場合でも、快適な操作環境をコンパクトに実現することができる。


▲全6機種のセッティング例。状態を示すLEDもカラフルでなかなかかっこいいコントローラーの並び順番は自由に変えられる。6機種ともなると接続にはUSBハブが必須。
いずれもUSBバスパワーで動作するため、コンピューターにUSBケーブルで接続するだけで使用可能。付属の「TOOLS for CMC」をインストールすることで「Cubase」上の各種設定は自動で行われるので、煩雑な作業は不要なの便利。また、「CMCシリーズ」の登録ユーザーは、音楽制作ソフトウェア「Cubase AI 6 ダウンロード版」を入手し利用することも可能だ。

同じ機種を複数台使うこともできるが、いくつかの制限がある。1台のコンピューターに対して、「CMC-FD」以外は1台ずつ、「CMC-FD」は最大4台まで接続可能。また、本体どうしは製品に同梱されているジョイントプレートを使用して横方向につないで置くことができるため、制作スタイルに応じてすっきりとした快適な操作環境が構築できる。なお、本体とコンピューターの接続は、コンピューターのUSB端子に直接接続するか、コンセントから電源供給を受けて動くUSBハブの使用が推奨される。


▲必要とするコントローラーだけを選んで購入できるのもポイント。写真右は機種同士を接続するジョイントプレート。2個1組で使用する。
各機種の概要は以下のとおり。

●CMC-CH:チャンネルコントローラー

「Cubase」で選択中のチャンネルにあるパラメーターを直感的に操作できるコントローラー。タッチコントローラーでは、現在値に対してキャッチ/ジャンプの方式でのフェーダー操作が可能で、シフト機能により1024ステップの細かな調整が可能。

また、LEDの輝度でパンの定位がわかるノブや、EQ、モニター、オートメーション、インストゥルメントなどの専用ボタンを備える。

●CMC-FD:フェーダーコントローラー

「Cubase」のレベルフェーダーを1台で4チャンネル、最大4台接続時は16チャンネルまで操作可能。

また、レベルメーターとしても使用できる。4つのタッチコントローラーを備え、「CMC-CH」同様に、現在値に対してキャッチ/ジャンプの方式でのフェーダー操作、シフト機能による1024ステップの細かな調整が可能。また、チャンネル/バンクボタンを備えており、操作するチャンネルを簡単に切り替えることができる。

●CMC-QC:クイックコントローラー

「Cubase」で選択しているチャンネルのクイックコントロールやEQを直感的に操作可能。

8つのノブには3つのモードを備えており、「Cubase」のクイックコントロール、4バンドEQ のパラメーター、MIDIコントロールチェンジパラメーターを操作することができる。クイックコントロールの割り当ては「QC ラーニング」機能で簡単に行うことができるのもポイント。

また、汎用のMIDIコントローラーとしても使用でき、「CMC-QC エディター」を使って最小値/最大値などを緻密に設定することもできる。さらに、任意の機能を割り当てられる4つのファンクションボタンやチャンネルセレクト、オートメーション読み込み/書き込みの専用ボタンも備える。

●CMC-PD:パッドコントローラー

ドラムやリズム楽器などの打ち込みに最適なコントローラー。また「Cubase」のさまざまな機能を各パッドに割り当てて、ショートカットキーとして操作することも可能だ。

パッドはタッチセンスを備えており、パッドを叩いた強さ(ベロシティー)に応じて異なる色で点灯。16種類のベロシティーカーブを選択することもでき、4つのMIDIノートに対して4段階のベロシティーを割り当てて使うこともできる。

また、「CMC-PD エディター」を使ってパッドの割り当てを編集・保存することができ、ブラウズボタンとノブで、VST/VSTi プラグイン画面に表示されているアイテムを簡単に選択することが可能だ。

●CMC-TP:トランスポートコントローラー

「Cubase」のトランスポート機能を素早く操作できるコントローラー。

録音、再生、停止の基本操作に加え、ロケーターやマーカー、トラック複製のボタンを装備。さらに、タッチコントローラーを備えており、ジョグ/シャトル/ロケート/スクロール/ズーム/タップテンポのいずれかの機能を割り当てることができる。

タップテンポ以外の場合は、イベントディスプレイの表示範囲を時間軸方向に拡大/縮小するピンチイン/アウト操作も可能。

●CMC-AI:AIコントローラー

「AIノブ」を回すことで、マウスポインターを合わせたパラメーターやメインミックスのボリューム、ジョグホイールを操作することが可能。また、「AIノブ」を押すことでダイアログを開き、アイテムの選択を行うことができる。さらに、任意の機能を割り当てられる4つのファンクションボタンも備えている。

<動作環境>
●Mac
OS:Mac OS X 10.5.8、10.6.4、10.7 (32bit/64bit)
CPU:Intel プロセッサ (Intel Dual Core CPU 推奨)
メモリー:1GB 以上 (2GB 以上を推奨)
その他:CD-ROM ドライブ、USB1.0/2.0 端子、インターネット接続環境(ユーザー登録等)
●Windows
OS:Windows XP SP3、Windows Vista SP2 (32bit/64bit)、Windows 7 (32bit/64bit)
CPU:Intel / AMD 2GHz 以上のプロセッサ
メモリー:1GB 以上 (Windows 7 64bit の場合は2GB 以上)
その他:CD-ROM ドライブ、USB1.1/2.0 端子、インターネット接続環境(ユーザー登録等)

◆CMC-CH
価格:オープン
◆CMC-FD
価格:オープン
◆CMC-QC
価格:オープン
◆CMC-PD
価格:オープン
◆CMC-TP
価格:オープン
◆CMC-AI
価格:オープン
発売日:2011年11月1日

◆CMCシリーズ 製品詳細ページ
◆ヤマハ
◆スタインバーグ
◆BARKS 楽器チャンネル
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