三浦大知のニューアルバムに予約殺到、関係各所は対応に追われる事態に

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8月6日のZepp Tokyoからスタートした三浦大知の全国ツアー<DAICHI MIURA LIVE TOUR 2011“Synesthesia”>が、10月10日のTOKYO DOME CITY HALL(旧・JCB HALL)にてツアーファイナルを迎えた。

◆三浦大知 画像@2011.10.10<DAICHI MIURA LIVE TOUR 2011“Synesthesia”>

全8カ所、計1万5000人を動員した今回のツアー。中でも初のTOKYO DOME CITY HALL公演は、三浦大知自身、過去最大規模のホールだったにも関わらず、チケットは発売からわずか10分足らずでソールドアウト。“本物”三浦大知を追いかけ続け、昨今の注目度の高さを知っている人たちからすれば、これは至極当然の結果ではあるのだが、あらためて、彼のライヴエンターテインメントに対する人気の高さを証明することとなった。

そんな期待感の高まるライヴ。もちろん、ファンの高い期待の、さらに上を行くのが三浦大知というアーティストだ。ライヴ本編では、全国ツアーを回り、結束力の高まったダンサー、DJ、ギタリスト、そしてツアースタッフたちとともに、スマッシュヒットを記録した「The Answer」や「Your Love」、そして本人もMCで「東日本大震災以降、一時音楽を聴く事すら出来なかった中で、改めて自分自身の気持ちを音楽と向き合わせてくれたナンバー」と語った「Lullaby」など、ダンスナンバーを含む計16曲を披露。天才的な才能を持ちつつも、決してそれに驕ることなくひたむきに続ける努力、そして、我々の見えないところで、きっと本人が抱えていたであろう苦悩や挫折を乗り越えてたどり着いたパフォーマンスの連続は、オーディエンス3,200人全員、いや、会場の隅から隅までを熱狂させ、そしてハートを震わせた。

また、アンコールでは最新シングル「Turn Off The Light」を、ステージセットやスクリーンに映像を加える演出で披露。加えてこの日は、会場から起こるダブルアンコールの中、アリーナフロアに特別に組まれた円形ステージに突如登場し、さらに1曲をパフォーマンスするというサプライズも用意された。

が、しかし、サプライズはこれだけでは終わらなかった。

この日一番の歓声が巻き起こった、三浦大知からのさらなる発表。それは、ファン待望の3rdアルバム『D.M.』のリリースだった。前作『Who's The Man』から約2年。本作は、着実に階段を登り続ける三浦大知の、アーティストとしてのまた新しい扉を開く1枚になる。そう期待して間違いないだろう。

なぜなら、先に述べたとおり、三浦大知はそんな我々の期待のはるか上を行ってくれるアーティストだからだ。

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アルバム情報解禁となったツアーファイナル翌日の11日には、『D.M.』初回限定盤(12月27日に横浜BLITZで行なわれるイベント参加券付き)が、Amazon.co.jpミュージック総合ランキングで1位を獲得。ものすごい数の予約受付が殺到し、予想をはるかに超える速さで想定していた上限数に達してしまったため、急遽、追加で上限数を増やすなど関係各所は対応に追われた。

また、ツアーの東京追加公演も、11月13日に同じくTOKYO DOME CITY HALLにて開催される。チケット一般発売は10月22日より。

◆三浦大知 オフィシャルサイト
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