ジョニー・デップ、新作主演映画のサントラを自らリリース

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俳優ジョニー・デップが率いる制作会社“インフィニタム・ニヒル”が、彼の次回作『ザ・ラム・ダイアリー』のサウンドトラックをLAKESHORE RECORDS経由でリリースする。同社にとっては初の発売作品で、アルバムは10/25にデジタル・リリース、11/29にCDリリースされる。

アルバムには、1950年代~1960年代初期の人気ジャズ・アンサンブルにインスパイアされたクリストファー・ヤングによるスコアを始め、ジョニー・デップ・バンドによる2曲、デップによるインスト・ナンバーが1曲、デップとJJ・ホリデーによるデュエット・ナンバーが1曲、さらにはディーン・マーティンの「ヴォラーレ(Nel Blu Di Pinto Di Blu Licenes)」とパティ・スミスの「ザ・マーメイド・ソング」も収録される。

レコーディングに際してヤングが目指したのは、アルバムをジャズ・レーベルからリリースすることだったという。一方、これまでにも自身の出演映画で音楽を手掛けてきたデップは、今作では今まで以上に多くの曲を書いてレコーディングし、仕上がった作品を聴くや否や自らの会社でリリースすることを決めたのだそうだ。

1970年代にUCLAとジャズで有名なノース・テキサス大学で音楽を学び、以前はジャズ・ドラマーとして活動していたヤングは、「CDに収録されているほとんどの曲は、映画の主題ともいえる内容になっている。今回のサントラは、僕が長いあいだ暖めていた音楽を作品化するチャンスを与えてくれた」とコメントしている。

そして10/28に公開される映画とサントラをプロモートするために、ヤングは20名からなる管弦楽団によるビッグ・バンドを結成し、10/24にはロサンゼルスのCATALINA BAR & GRILLでサントラの中から選りすぐった楽曲を演奏することになっている。

『スパイダーマン』シリーズのうちの2作に加え、『ゴースト・ライター』『ザ・シッピング・ニュース』といった映画にも名前をクレジットされているヤングは、「ちょっと緊張しているよ。まさか自分がバンドを召集し、スタジオ以外の場所でライヴ演奏することになるなんて夢にも思わなかったからね。本当にすごく興奮している」と語っている。

◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
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