台湾の音楽祭<HOHAIYAN FESTIVAL>、香港で初開催

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台湾を代表する音楽祭<HOHAIYAN FESTIVAL>が10月29日&30日に、初めて香港の地で開催された。2000年から開催となっている<HOHAIYAN FESTIVAL>は、エントリーバンドの中から毎年大賞が選出され、この音楽祭をきっかけに有名になったバンドも多い。台湾の音楽アワードの受賞歴も多いアーティストが多数輩出し、国際的な音楽祭への出演を果たすミュージシャンも多数存在する。

◆<HOHAIYAN FESTIVAL>画像

海外からの招聘バンドも迎えるこのFESTIVALは、台湾を代表する音楽祭として海外からも評価が高いという。<HOHAIYAN FESTIVAL>を運営する角頭音楽は、台湾各地で<海洋音楽祭><愛愛搖滾帳棚音楽節><亞細亞部落民謠節><台客搖滾嘉年華><香港海洋音楽祭>といった大型の音楽フェスティバルの企画運営にも携わり活動の幅を更に広げ、海外に向けて台湾のバンドを紹介してきた。こと<HOHAIYAN FESTIVAL>の香港開催は念願だったものという。

海外に台湾のバンドを積極的に紹介していく事は、同時に台湾全体をPRしていくことでもある。2011年は香港での初めての開催にあたり、台湾以外の地域のアーティストも招聘された。北京・香港・雲南・廣西・中國東北・マレーシア・そして台湾から20組のアーティストが出演。野外特設ステージが設置され、10月29、30日と2日間にわたって開催された。

草根部落台 GREEN ROOTS STAGEと称する特設ステージでは、Tom&Huck、A-Tao、南王姉妹花、Suming、巴奈台湾などが出演し、台湾語、客家語、原住民語…と様々な言語のライブが繰り広げられ、熱浪滾石 HOT WAVE STAGEと称するステージでは、台湾のFM局でDJも努めるFORMOSA POPS 何欣穗(ciacia)や、大学生と若い社会人やOLの間で人気を博している魏如萱WaaWaa、FORMOSA SKAを提唱し、英語・北京語で歌う台湾のSKARAOKEなどが念願の香港でのステージに立ち、会場を魅了した。北京から参加の二手玫瑰[Second-Hand Roses]のステージは、初日から際立って盛り上がったという。

很久沒有敬我了你という先住民族のミュージカルの香港開催をも実現した角頭音楽は、今後も積極的に台湾の文化をアジア圏に発信していくという。音楽はその土地・人物・歌をそのまま生き写す文化だ。世界に台湾の文化を発信している角頭音楽は、今後は日本の音楽も台湾と密接になり共にその魅力を伝えていきたいという。

<香港国際海洋音楽祭 2011>
2011年10月29日、30日
@香港文化中心野外海岸広場
http://hohaiyan.com/
出演:10/29
湯姆與哈克(花蓮)、糖兄妹(香港)、陳永淘(客家)、南王姊妹花(台東卑南族)、魏如萱WaaWaa(台北)、88顆芭楽籽(台北)、ToNick(香港)、大囍門(台北)、二手玫瑰(北京)、何欣穗 CiaCia(台北)
出演:10/30
梁曉雪(北京)、米粉楽隊(廣西)、司崗里(雲南佤族)、梁曉雪(北京)、Suming(台東阿美族)、巴奈(台東)、Kolor(香港)、PB33(北京)、魏如萱 WaaWaa(台北)、Skaraoke(北美華人)、Buddha jump (星馬華人)

角頭音楽 TCM:http://www.tcmusic.com.tw/



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