ポール・ウェラー「ジャムを再結成しなくてはならないほど文無しにはなりたくない」

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かねてよりジャムの再結成には興味がないと言及しているポール・ウェラーは、最新のインタヴューでまったくその気がないのか問われると「それほどの文無しにならないことを願っている」と答えた。

バンドの再結成は「金がものを言う」と考えているポール・ウェラーは『Shortlist』誌にこう話した。「俺はそれほど文無しにならないことを願ってるよ。(ストーン・)ローゼズのことはよく知らない。マニ以外はね。あいつはいい友達だ。当然、金のことは検討されるだろうよ。でも、マニがずっとやりたいって思っていたのは知っている。あいつは本当に昔の仲間と一緒にやりたがっていた。あのバンドを愛していた。でもイアン(・ブラウン)とジョン(・スクワイア)のことはよく知らない…。それほど愛が失われていたわけじゃないんだと思う。まあ、俺らはそういう時代を生きているってことだろ。バンドを再結成するか、昔のアルバムをプレイするか、トリビュート・バンドをやるっていう時代に」

また、リアム・ギャラガーが(2015年に)オアシスを再結成したいと話していることに対しては「ホントかよ? 冗談だろ、早すぎる」と話した。

過去の栄光に興味がないポール・ウェラー。2012年には「昔のアルバムをプレイする」ギグを計画しているが、「20年以上前のものはない」そうだ。

ちなみに、最近発表された2大ビッグ・リユニオン(ストーン・ローゼズとブラック・サバス)。ストーン・ローゼズのオファーはマンチェスター3公演で1,000万ポンド(約12億4,000万円)、フェスティヴァル出演が1回100万ポンド(約1億2,400万円)、ブラック・サバスのツアーは1億ポンド(約124億円)といわれている。

Ako Suzuki, London

◆BARKS洋楽チャンネル
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