ポール・ウェラー、スーツに合わせてはいけないもの

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いろんなことに信念があるポール・ウェラーには、服装にも信念がある。絶対スーツに合わせてはいけないもの――それはスニーカーだそうだ。

『Shortlist』誌のインタビューで「(いまのファッションで)男性が侵す間違いは?」と問われたウェラーはこう話した。「2ピースのスーツにスニーカー。許せない。ちょっと古い、60年代のロック・スターみたいだろ。ロニー・ウッドやキース(・リチャーズ)、マッカ(ポール・マッカートニー)なんかがやってるな。そういう年になると“楽なものが着たい”って思うのかどうか知らないけど。俺はそうならないことを願っている。やっちゃいけないってことがあるんだ。トレーニングウェアはジムでのもんだろ。それを毎日、街中で? ダメだね。俺はそれも許さない」

ウェラーにとって音楽同様、なにを着るかは大切なことだという。「俺は音楽とファッションがからみ合ってた時代に育った。バンドの音楽が好きだったら、彼らの格好や髪型、態度、影響を及ぼしたものも好きだったはずだ。みんな1つだった。いまそんなものが存在するのかわからないけど、俺や俺らの世代はそういうのに夢中だった」

そんなウェラーに服のデザインを頼んだのが、リアム・ギャラガー。彼のファッション・ブランドPretty Greenでは<ポール・ウェラー・コレクション>を販売中。ウェラーは同コレクションについて「60年代、70年代からインスピレーションをもらい、自分のスタイルを反映した」と話している。

この粋なスタイルはPrettygreen.com/paulwellerから。

Ako Suzuki, London

◆BARKS洋楽チャンネル
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