<Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ>に桑田佳祐が初出演

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ジョン・レノンを敬愛するアーティストが集うチャリティ・コンサート<Dream  Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ 2011>に桑田佳祐がスペシャル・ゲストとして初参加することが明らかになった。

◆桑田佳祐 画像@<Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ 2011>

2011年で11回目を迎え、新たなスタートを切る<ジョン・レノン スーパー・ライヴ>。すでに発表されているとおり、今年は12月8日に東京・日本武道館で開催。奥田民生、吉井和哉、斉藤和義、LOVE PSYCHEDELICO、BONNIE PINK、サニーデイ・サービス、THE BAWDIESのヴォーカルのROY、OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND、箭内道彦(MC)、杏(詞の朗読)、菅原文太(声の出演)といった、期待を裏切らない出演者たちがステージに登場する。

実はオノ・ヨーコは、第1回目から桑田佳祐にもこのコンサートへの参加依頼をしていた。一方、桑田はこのコンサートの主旨に賛同しながらも、1993年にスタートしたエイズ啓発活動AAA(Act Against AIDS)の活動(<桑田佳祐AAAコンサート>開催など)を同時期に行なっていた。そのため、同じタイミングに複数のチャリティ活動に参加してしまうことによって、どちらの活動も中途半端なものになってしまわないよう、そう見えてしまわないように配慮し、いつかは参加したいという気持ちを持ちつつも、これまではヨーコからの出演オファーを辞退してきた、という経緯があった。

また、オノ・ヨーコも自身の経験から、チャリティを長く続けることの重要性と、その大変さを理解しており、「手段は違うかもしれないが、やっていることは同じ。互いにそれぞれの活動で世界をよくしていこう。」と、毎年オファーしつつも、桑田の姿勢に感銘を受け、その活動を長年にわたって見守ってきた。

2011年は、東日本大震災という未曾有の災害によって、桑田はAAA以外のチャリティ活動を初めて手がけることとなった。「チーム・アミューズ!!」の旗振り役としての活動、自身のシングルリリース、そして<宮城ライヴ>の開催。さらにそのライブの映像作品リリースとつながる。そうした一連の流れにより、桑田佳祐の音楽活動という意味からも、2011年はとても特別な年になったという。

桑田とってそんな特別な年に、<ジョン・レノン スーパー・ライヴ>は11回目を迎え、新たなスタートを切る。手段は違うが、それぞれの活動によって世界を変えてきたふたり。桑田は、“音楽の力”を素直に感じることができた2011年ならば、オノ・ヨーコから届く情熱的なオファーにもきちんと応えられるかもしれないと感じ、今回の参加を決めたという。

<ジョン・レノン スーパー・ライヴ>は、オノ・ヨーコの「世界の子どもたちに学校を贈ろう」という呼びかけにより、2001年から毎年開催され、過去10年で28か国107校の学校建設を支援してきたチャリティ・コンサート。2011年も、コンサートの売上から、フィリピンに2校、カンボジア、ネパール、タイ、ベトナム、エクアドル、グアテマラ、ガーナ、セネガルに1校ずつ、計9か国10校を支援し、支援校が計28か国117校となることが発表されている。さらに今年は、コンサート会場ほかで販売されるチャリティ・グッズの売上から、東日本大震災で両親を失ってしまった子どもたちの支援のための資金がドネーションされる。

また、2011年のAAAについては、2010年に引き続きチャリティ・グッズ販売という形での啓発活動を展開。また同会場でもグッズ販売が行なうとのこと。

◆Dream  Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ 2011
◆アーティストによる東日本大震災復興支援活動記事一覧
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