DJ HAZIME「レコーディングの時に(RHYMESTERの)リリック聴いて、さすがって思いましたね。」

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とにかくすごいHip HopのミックスCD、『Manhattan Records The Exclusives Japanese Hip Hop Hits2 Mixed by DJ HAZIME』が11月23日にリリースされる。

◆『Manhattan Records The Exclusives Japanese Hip Hop Hits2 Mixed by DJ HAZIME』 画像、ミュージックビデオ

注目は、2曲のエクスクルージヴ作品。まずは前回も取り上げた、MACCHO(from OZROSAURUS)、NORIKIYO、般若、DABOという国内のシーンを代表するラップ・スター4人がスリリングなマイク・リレーを展開するポッセ・カット「BEATS & RHYME」。同曲はiTunesにて先行配信されると、Hip Hop チャートを制覇し、総合チャートでもTOP10入り。また、YouTubeでも動画に与えられる栄誉で10冠獲得と、かなり話題になっている。

もう1曲はプロデューサーにヒットメイカーのBACHLOGICを起用し、さらにゲスト・アーティストとして“キング・オブ・ステージ”RHYMESTERに、SIMONやANARCHYとの共演でも高いパフォーマンスを披露しているPUSHIMをフィーチャリング。東日本大震災の際にはチャリティー配信もされたRHYMESTER「そしてまた歌い出す」を進化させ、歌力溢れるエモーショナルな仕上がりのDJ HAZIME「そして誰もが歌い出すfeat.RHYMESTER&PUSHIM」を収録した。

さらにこのミックスCDには、ブッダもライムスもスチャダラもニトロもアナーキーも般若もシーダも。新旧、マス、コアごちゃ混ぜのヒット曲のみを収録した最強ラインナップが実現している。

さて、そんな『Manhattan Records The Exclusives Japanese Hip Hop Hits2 Mixed by DJ HAZIME』について、DJ HAZIMEは以下のように語っている。

  ◆  ◆  ◆

── 今回はどんな感じにまとめようと思いましたか?

DJ HAZIME:
前作は曲の年代の割り振り方やミックスっていう点から言うと、あのスタイルでやって評判がよかったから、今作もオレらしく変えずにやろうって思いましたね。あれが評価されたから、第2弾をやろうってことになったわけだし、だから、続編をちゃんと作るっていうイメージでやりましたね。

── では、今回はどのようにして選曲したのですか?

DJ HAZIME:
まず、自分が好きな曲を選びました。次はマンハッタンのスタッフのみんなが入れたい曲も聞いて、その曲をもう一度聴き直したりしましたね。自分のポジションとしては、クラブDJっていうのが一番大きいから、クラブでちゃんとかけれるっていうか、このセットを切り取ってクラブでかけたとしても盛り上げることができるよっていうのがないと嫌でしたね。ただヒットしただけでなく、クラブでかけれるって思わない曲は入れてない感じです。

── HAZIMEさんの好きな日本のHIP HOPはどういうものですか?

DJ HAZIME:
DJする時の目線でどうしても聞いちゃうから、そうなると、好きな曲っていうと、クラブでガッツリ盛り上がる曲が好きに決まってるじゃんってことになっちゃいますね。あとは、ずっと洋楽文化で育ってきて、日本語ラップはここ15年くらいで身近なものになってきたじゃないですか。だから、なおさら、かっこいいラップ、かっこいいリリックの曲はだいたい好きです。逆にいくらトラックがフロア向けでも、何言ってるか分かんなくて、リリックがダサい曲は嫌い。洋楽文化の反動じゃないけど、日本語だとちゃんと聞き取れて楽しめる分、そこは意識するところですよね。

── この繋がりが好きだなーという部分はありますか?

DJ HAZIME:
それは全部に気を配ってやってるから、ここの繋ぎイマイチだなーっていうのはないように作ってますよ。これはどのインタビューでも言ってるんだけど、MIX CDって最初から最後まで1枚のアルバムを作るつもりでやってるんですよ。途中の起承転結も込みで。アルバムで1曲目はカッコイイけど、2曲目、3曲目はダサいのとか嫌じゃないですか。だから、極力そういうのがないように気をつけてます。

── 今回は全く違うヴァイブスの新録曲が2曲収録されていますが、これらの曲の人選は自身で?

DJ HAZIME:
今回は2曲やりましょうって言われて、2曲同じような曲を作ってももったいないし、せっかくやるなら売れたいし、いろんな層も取り込んで行きたいって思ったんです。ちょっと日本語ラップにまだ手が出ない人とかも。だから、1曲は日本語ラップの錚々たるメンバーを集めて、もう1曲はいろんな人が聴きやすい曲を作りたいって考えてたんです。

── RHYMESTER&PUSHIM「そして誰もが歌いだす」のコンセプトはHAZIMEさんが決めたのですか?

DJ HAZIME:
そうですね。この曲の1つ前の般若の「何もできねえけど」は絶対入れたいって思ったんですよ。震災のことをストレートにラップしてて、泣けるんですよ。それで、このテーマをそのままライムスターにやってもらうっていうのは違うと思って……。こんな時だけど、前を向いて生きようっていうか、ポジティブなメッセージにしたかったんです。それも、震災のことや被災者に限定するんじゃなくて、生きてても辛いことはあると思うから、どんな人が聴いても共感できるようにして欲しいってお願いしました。レコーディングの時にリリック聴いて、さすがって思いましたね。

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