ケロケロボイスジェネレーターが進化、Antaresのピッチ補正プラグイン「Auto-Tune EFX 2」登場

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イーフロンティアは、Antaresのピッチ補正プラグイン「Auto-Tune EFX 2」を11月25日に発売した。

「Auto-Tune EFX 2」は、ピッチ補正プラグインの業界標準として世界中のスタジオで愛用されている「Auto-Tune 7」のコアテクノロジーを受け継いだソフトウェア。ナチュラルなピッチ補正に加えて、今日のポップミュージックに特徴的なケロケロボイスと呼ばれる過度のピッチ矯正サウンドをカンタンに作ることができるプラグインだ。Windows/Mac OS Xハイブリッドで、パッケージ版に加え、ダウンロード版も用意。使用にはiLokキー(別売り)が必要となる。

操作はカンタン。ほぼ全自動でピッチ補正モードの適用が可能。設定としては、エフェクトタイプを選択して、楽曲のキーやスケールを指定するだけだ。

同社サイトではその効果がチェックできるサンプルが試聴可能だ。今日のポップミュージックに特徴的な“ケロケロボイス”を簡単に適用することができる「Auto-Tuneボーカルエフェクト」、音程の悪いボーカルを自然なかたちで補正することができる「リアルタイムピッチ修正」など、修正前と後がそれぞれ掲載されており、その実力がよくわかる。

また、「Auto-Motionボーカルパターン」も注目。こちらは、エフェクティブで複雑なフレーズパターンをボーカルパフォーマンスに加えるもの。拡張可能なさまざまなプリセットからパターンを選択し、変化の速度は絶対値で指定したり、ホストアプリケーションのテンポに同期させることができる。ボーカルトラックのどのポイントでもトリガーボタンをクリックするだけで、意図的にまたは偶然性を狙ったメロディーが冒険が楽しめるのもポイント。このAuto-MotionのパターンにはMusicXMLフォーマットが採用されており、MusicXMLの編集可能なアプリケーションを使えば、Auto-Motionパターンを作ることも可能だ。

<動作環境>
●Mac
対応OS:Mac OS 10.5以降
対応フォーマット:RTAS(ProToolsHDまたはProTols LE 7.x)、VST、AU
●Windows
対応OS:Windows 7/Vista/XP
対応フォーマット:RTAS(ProToolsHDまたはProTols LE 7.x)、VST
●各プラットフォーム共通
・利用にはiLok USBスマートが必要。
・オーソライズを行うためにはインターネット接続環境が必要。
・その他、各ホストアプリケーションの動作環境に準ずる

◆Auto-Tune EFX 2
価格:オープン (市場予想価格 9,800前後)
◆Auto-Tune EFX 2 ダウンロード
価格:8,800円
発売日:2011年11月25日

◆Auto-Tune EFX 2 製品詳細ページ
◆イーフロンティア
◆BARKS 楽器チャンネル
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