iTunesの2011年を締めくくる「iTunes Rewind 2011」が発表された。

◆トップソング100、トップアルバム100、ベストセレクションの全曲リスト

一年間でダウンロードされた楽曲(トップソング)とアルバム(トップアルバム)の上位100作品のほか、iTunesが選ぶその年のベストソング、ベストアルバム、ベストアーティストなどが発表される「iTunes Rewind」。それでは早速、その中身を見ていこう。

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■ トップソング

2011年、iTunesにある2000万曲もの中から最もダウンロードされた楽曲は、レディー・ガガ「Born This Way」。彼女はトップアルバムのほうも『Born This Way(JApan Special Edition Version)』が1位を獲得している。

レディー・ガガといえば、2010年までは、アーティストとしての実力はもちろんだが、それ以上に奇抜なセンスに注目が集まっていた。しかし、2011年3月に発生した東日本大震災では、その型破りな行動力で、世界中のアーティストの中で誰よりも早く日本支援へのアクションを起こし、さらには海外のアーティストが安全面を考慮して来日を控える中、6月には来日。テレビやイベントを通じて様々な形で我々に希望とパワーを与えてくれるとともに、アメリカの経済誌『フォーブス』が「選ぶ世界で最も影響力のあるセレブ100人」の2011年度1位の影響力を使って“日本は安全だ”というメッセージを全世界に送ってくれた。そんな彼女の一連の行動と深い愛情は、音楽ファンだけでなく、日本中の人の胸に刻まれたことだろう。2011年、日本のiTunesで最もダウンロードされた楽曲、そして最もダウンロードされたアルバムがレディー・ガガの作品であったことは、まさに彼女の日本への愛に対する、我々からの感謝の気持ちの表れでもある。

トップソングの2位と3位には、昨今のK-POPブームの中でも、とりわけ日本人受けのいい音作りをしているKARAの「ミスター」「ジャンピン」がランクイン。またKARAは10位に「GO GO サマー!」が、11位には「ジェットコースターラブ」が入っている。そのほか、CDでビッグヒット連発のAKB48は、上位20曲の中に5曲と好調。植村花菜「トイレの神様」は、2010年末の紅白効果で年始にダウンロードが進んだことで14位となっている。

■ トップアルバム

先に述べたとおり、トップはレディー・ガガ『Born This Way(JApan Special Edition Version)』。また、2010年に最もダウンロードされたアルバムとなった『The Fame Monster(Deluxe Version)』は2位に入っている。

3位はシェネルの『Luv Songs』。これはTEE「ベイビー・アイラブユー」をはじめ、moumoon「SUNSHINE GIRL」、いきものがかり「SAKURA」、MISIA「Everything」、久保田利伸「Missing」、ミニー・リパートン「ラヴィン・ユー」などなどの名曲をシェネルがカヴァーした作品集。また、4位にランクインしたのは、年末の『NHK 紅白歌合戦』にも初出場する少女時代の『Girls' Generation』。本作品はCDでも初週に23万枚を売りあげている。

2011年にツアーで来日したテイラー・スウィフト、レッド・ホット・チリ・ペッパーズの作品は、それぞれ10位(『Speak Now Extended Edition』)と12位(『I'm With You』)に。また2010年にデジタル配信が解禁となったビートルズから2011年に配信された『1』が17位に入っている。

■ ベストオブ 2011

総合ベストアルバム賞はサカナクションの『DocumentaLy』が獲得。ヒットシングル3曲を含むこの作品には、「“Documentary”の“r”を“L”に変えたのは、“mental”を表したかったから。」「自分の精神や心が人生のなかで鳴っているということを表現した」という、彼らのとても深い想いが貫かれている。

「音楽は手に触れられませんし、目にも見えないものですが、音楽は実際に人間が作っています。その当たり前のリアルを表現するために、文字通り心血を注いでこの作品を作り上げました。2011年だからこそ生み出す事が出来たこのアルバムにこのような評価をいただけたということは今後の自信になりますし、大変光栄であります。皆様に音楽をもっと好きになってもらえるように、今後一層尽力させて頂く所存でございます。ありがとうございます。」── サカナクション

ベストソングは、Mr Childrenの配信限定チャリティーソング「かぞえうた」。ベストアーティストは全世界トータルで1300万枚を突破するなど全世界で大ヒットしているアルバム『21』を発表したアデルが受賞している。

そしてベストニューアーティストを贈られたのが、『Girls' Generation』の少女時代。彼女たちからは、「We're so honored to be Best New Artist. Thanks all our fans' supporting.(ベストニューアーティストに選ばれて光栄です。 ファンからの応援を感謝しています。)」との受賞コメントが届いている。

ジャンル別の各賞では、J-POP部門のベストアルバムが、ハナレグミ『オアシス』、ベストソングはmoumoon「Chu Chu」、ベストニューアーティストは井手綾香『Portfolio』。アニメ部門のベストアルバムはTCY FORCE『Panty & Stocking with Garterbelt The Original Soundtrack』、ベストソングは石川智晶「不完全燃焼」、ベストニューアーティストはヒャダイン『ヒャダインのじょーじょーゆーじょー』など。

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BARKSでは、2011年にiTunesでダウンロードされたトップソング100曲を丸ごとセットにして10名にプレゼントする。この100曲を聴けば、2011年の音楽シーンは完璧だ。

text by ytsuji a.k.a.編集部(つ)
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◆2011年トップソング100曲プレゼント