クイーン、アダム・ランバートとのツアーを計画

クイーンが、アダム・ランバートをフロントマンに迎えツアーを行なうことを検討中だという。すでにランバートと話し合っているらしい。

ドラマーのロジャー・テイラーはBillboard.comにこう明かした、「彼は本当に素晴らしいパフォーマーに育っている。あの声域を持つヴォーカルは驚異的だ。彼とはまた一緒にやりたい。まだなにも契約は交わしてないが、ツアーの日程について話し合っている。楽しみだ」

オーディション番組『アメリカン・アイドル』出演時からクイーンに目をかけられていたランバート。ロジャー・テイラー＆ブライアン・メイとは同番組（2009年。このときはべつの出場者と共に）、および先月ベルファストで開かれたMTVヨーロッパ・アワーズで共演している。

クイーンがグローバル・アイコン・アワードを受賞したMTVヨーロッパ・アワーズでは、テイラーとメイはアダムをリード・ヴォーカルに「The Show Must Go On」「We Will Rock You」「We Are The Champions」をパフォーマンスしショウを締めくくった。その後のBBCのインタビューで、テイラーはアダムを「素晴らしい天才である僕らの友人。スゴイ声だ」と称賛。アダムは「クイーンで歌うことを頼まれたのは、ものすごい名誉だ」「僕とフレディ（・マーキュリー）には共通点がたくさんある」と話していた。

賛否両論はあるだろうが、ヴォーカル/キャラ的にもポール・ロジャースほど違和感はないかもしれない。

Ako Suzuki, London

◆BARKS洋楽チャンネル
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