スマイレージ・前田憂佳、卒業。「メンバーになれてよかったって本当に思ってます。」

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12月31日、メルパルクホールでスマイレージのファンクラブイベント<Mega Bank Vol.4>が行なわれ、スマイレージの初期メンバー・前田憂佳が涙の卒業となった。

◆スマイレージ 画像@2011.12.31 <Mega Bank Vol.4>

前田は、2004年にハロプロエッグとして加入。その後、歌やダンスを磨き、和田彩花、福田花音、小川紗季ともにスマイレージのメンバーに選抜され、インディーズで4枚のシングルをリリース。2010年にはシングル「夢見る 15歳」で念願のメジャーデビューをはたすとともに、同年、日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞。今までにシングル8枚、アルバム1枚をリリースしてきた。

ステージに登場したメンバーから、一言ずつ今日の意気込みなどが語られる中、前田は「まだ(卒業の)実感がわかなくて、いろんなことがあって今日で終わりっていうのが信じられない。いつもと変わらない賑やかな楽屋の雰囲気とか。」と穏やかな表情。しかし、過去の思い出が語られ始めると、自然とメンバーから涙が溢れ出てくる。特に、デビューするまでの長い期間をともにしてきた初期メンバーにとっては、メジャーデビューを一緒に掴むものの、デビュー後も多くの試練や出会い、別れを経験するなど、その道は決して平坦なものではなかった。しかし、その道が険しければ険しいほど、メンバーの絆は深いものになっていった。

「いつも皆さんにすごいと思ってもらえるようなパフォーマンスを頑張ってきてて、ずっとメンバーみんなで頑張ってきたんですけど、3人(オリジナルメンバー)の中では喧嘩もあったり。でも本当に3人には感謝してます。メンバーになれてよかったって本当に思ってます。ここまできて卒業となって本当にみんなには申し訳ないと思ってます。ごめんなさい。でも私は後悔しないように自分の道を精一杯頑張るので、これからもスマイレージの応援よろしくお願いします。私もスマイレージが大好きなので、みなさんと一緒にファンとして応援したいと思います。」── 前田憂佳

前田は最後、大粒の涙を流し、時には言葉に詰まって話せなくなりながら挨拶。会場からは「ありがとう!」「憂佳!」「頑張れ!」と、ファンの声、そして想いが飛び交っていた。

そして前田の挨拶を受け、スマイレージのリーダー・和田彩花は、しっかりと前を向いて「2012年からは6人のスマイレージなるんですけど、6人になったスマイレージもたくさんの人に応援してもらえるように頑張りたいし、もし大きいところでコンサートができるようになったら、憂佳ちゃんにも観に来てもらえうように頑張ります。」と、2012年の意気込み、これからのスマイレージについて、そう言葉にした。

涙とともに、最後まで謙虚な言葉を並べていた前田憂佳。一言でいえば、それは、実に彼女らしい卒業だった。

◆スマイレージ オフィシャルサイト
◆「プリーズ ミニスカ ポストウーマン!」ミュージックビデオ撮影密着
◆「プリーズ ミニスカ ポストウーマン!」インタビュー
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