オリジナル・メンバーでの再結成を発表し、ニュー・アルバムの制作をスタートしたブラック・サバスだが、ここにきてドラムのビル・ワードが契約書に不満があり、このままでは参加できないとの声明を出した。

ワードは木曜日(2月2日)、ファンやミュージシャン仲間宛に長文のコメントを寄せ、「現在のところ、何よりもブラック・サバスのアルバムとツアーを進めたいと思っているが、“署名できる”ような契約書が作成されない限り、俺は続けられない」と胸のうちを明かした。

ワードによると、1年近くの交渉の末、再結成することが決まり、2011年11月11日にLAで開かれた再結成発表記者会見に出席したものの、数日前、とても“署名できない”内容の契約書が届いたそうだ。具体的な内容は明かしていないが、オリジナル・メンバーとしての自分をリスペクトしていないものだったという。

ワードは、リユニオンには本当に参加したいものの、「もしこのまま署名したら、俺はロック・ミュージシャンとしての自分の権利や尊厳、品位を失ってしまう」と、フラストレーションを抱えていることをぶちまけた。

彼は欲を張っているのではなく、過去の経験から不条理な契約書には署名しないと誓っていたという。「俺の立場は欲に駆られているわけじゃない。もっと(金を)寄こせって脅してるわけじゃない。俺のバンドへの貢献を認める、反映するものが欲しいんだ」

また「英国でのセッションがどうなっているか知ろうとしているものの、冷遇されていることに気づいた(こういうのは初めてじゃない)」とも記している。

ブラック・サバスは地元バーミンガムで新作のレコーディングを再開したようだが、ワードは現在、LAでこの問題が解決されるのを待っているそうだ。すでに荷作りは済ませ、英国へ向かう準備はできているという。

「俺は誰も、とくにブラック・サバスとサバス・ファンをガッカリさせたくない。みんなを愛してる」

Ako Suzuki, London