ボン・イヴェール、「俺達は自分達の音楽をプレイしたかった」

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最新アルバム『ボン・イヴェール』が世界各地でヒットし、第54回グラミー賞にて主要3部門を含む全4部門へノミネートされているボン・イヴェールことジャスティン・ヴァーノンだが、最優秀新人賞の有力候補のひとりとして注目を集めながらも、授賞式での演奏を拒否したことが、話題となっている。

◆「Holocene」映像

ボン・イヴェールへの出演依頼は、他のアーティストとのコラボレーションで演奏するものだったそうだ。そのリクエストに対し「俺達は自分達の音楽をプレイしたかったんだ、けれどそれは出来ないって言われたよ。誰かとコラボしなきゃダメだってね。ノミネートされて称えられているのは俺達が作ったこのレコードなのに、ステージでは自分たちとは全く関係のない曲を演奏してくれなんて頼まれたんだ。だから“じゃあ、もういいや”って感じだった」とジャスティン・ヴァーノンは語っている。グラミー賞にノミネートされたことを素直に感謝する一方で、「ロックンロールは、スーツを着たヤツらに決められるべきものじゃない」と、硬派な姿勢を表明した形だ。

一方で、制作面においては様々なアーティストと積極的にコラボする姿勢を見せているボン・イヴェールは、2010年にカニエ・ウエストのアルバム『マイ・ビューティフル・ダーク・ツイステッド・ファンタジー』へ参加したことは有名だが、今後もアリシア・キーズやザ・フレイミング・リップスとのコラボの計画が浮上している。

また、先日は米人気TV番組『Late Night With Jimmy Fallon』に出演し、ザ・ルーツと共演、アルバム収録曲「Perth」のスペシャル・ヴァージョンを披露した。人気番組『Saturday Night Live』では、授賞式でプレイしたかったであろうフル・バンドでの素晴らしいパフォーマンスを披露、絶賛を浴びている。



『ボン・イヴェール(デラックス・エディション)』
iTunes配信日:12月7日
配信価格:1,800円(税込)
アルバム+ビデオ11曲

『ボン・イヴェール(ビデオ・アカンパニメント)』
iTunes配信日:12月7日
配信価格:900円
ビデオ11曲

『ボン・イヴェール』
HSE-60067 2,200円(税込)
※日本流通盤はライナーノーツ、歌詞対訳付

◆ボン・イヴェール・オフィシャルサイト
◆BARKS洋楽チャンネル
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