ホイットニー・ヒューストン、突然の訃報を受けグラミー賞も対応に追われる

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ポップス界のレジェンド、ホイットニー・ヒューストン(48)が、2/11(土)にグラミー賞の事前パーティーに出席するため宿泊していたビバリー・ヒルトン・ホテルの部屋で死んでいるところを発見された。この突然の死の報道を受け、翌2/12(日)晩に本番を控えた音楽界最高のイベント、グラミー賞の授賞式にも影響が及んでいることは否定できない事実だが、“ショーは続けなければならない”のが現実だ。

とはいえ、衝撃的な死の報道を受けて授賞内容はもはや二番手の状況になっており、ファンにとって今年の最大の目玉はジェニファー・ハドソンによるホイットニーのトリビュート・ステージに移っていた。

ホイットニーの訃報が入る前、グラミー最大の注目は2011年度に最もアルバムを売ったアデルが声帯手術後初となるステージを敢行すること、そして彼女が何部門授賞するかといいうことだった。

ノミネートの数としてはカニエ・ウエストとブルーノ・マーズがそれぞれ最多7部門で、アデルはフー・ファイターズとともに6部門と続いているが、これまでの状況から見ると、アデルがノミネートされたカテゴリーすべてで栄冠を手にする可能性が濃厚であると話題の的になっていた。

しかし土曜日にホイットニーの訃報が入るや否や、音楽ファンの関心は一気に“歌姫の突然の死”へシフトし、授賞式を数時間後に控えた段階でもその状況は変わっていなかった。

グラミー授賞式でショー・プロデューサーを務めるケン・エーリックは、すぐさまジェニファー・ハドソンによるトリビュートの敢行をアナウンスし、「現段階でそれ以上のことをするのはあまりにも時期尚早すぎると思うが、グラミーの常連でもあったホイットニーの偉大なる功績を称えることは、世界中の人々と哀悼の意を分かち合うためにも必要なこと」とコメント。

ロサンゼルスのステイプルズ・センターで3時間半に渡って行われる授賞式では、フー・ファイターズ、ブルーノ・マーズ、ニッキー・ミナージュ、ブルース・スプリングスティーン、ポール・マッカートニー、テイラー・スウィフト、クリス・ブラウン、リアーナなどがパフォーマンスを行うことになっており、ハドソンによるトリビュートにはさらなるアーティストが加わるものと見られていた。

◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
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