Secret、超満員・熱狂のツアーファイナル

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2001年デビューしたガールズグループのなかで、いま最も韓国で好調といわれているSecretのワンマンツアーファイナルが、3月8日にZEPP東京で行れた。

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2011年、新曲3曲がNo.1を獲得した彼女たちだが、自分達だけで約2時間に及ぶステージは経験がなく、3カ月の間、徹底的に練習を積んで本番に臨んだ。

序盤から韓国で大ヒットした「MAGIC」「Madonna」「Shy Boy」「Starlight Moonlight」「LOVE is MOVE」などアップテンポなヒット曲満載のセットリストにファンは熱狂。さらには、しっとりとしたバラード「Together」「笑わないで」、日本でのニューシングル「これくらいのサヨナラ」などいくつもの表情が飛び出すステージ。15人ものダンサーを従えての集団ダンスや、各メンバーがこの日のために練習に練習を重ねたソロパートなど、見どころ満載。K-POPの真髄とも言える「魅せる」要素満載のライブに、立錐の余地なく集まった超満員のZEPP東京は熱狂し続けた。

メンバーそれぞれが自らが考えて出し物を決めたソロステージでは、ジンガーは自分のソロの持ち曲「Amazinger」を激しいラップと共にダンス。ジウンは中学生の時から大好きな宇多田ヒカルの「First Love」をしっとりと歌い上げ、ソナも小さい頃から憧れていたBoAの「Jewel Song」と「Valenti」をメドレーで披露。最後はリーダーのヒョソンが敬愛するビヨンセの楽曲を男性ダンサーを従えてセクシーに踊るという充実したもので、観客たちは大満足。

ライブ全体で特に会場の注意を惹いたのが、後半戦最初の「Shy Boy」と最新シングル「これくらいのサヨナラ」。「Shy Boy」は、韓国でもその時々に流行っているダンスを取り入れることで人気だが、今回のツアーでは現在日本で大流行中のお笑いコンビ2700の「右ひじのダンス」が飛び出し、ファンも大喝采。さらにはニューシングルのバラード「これくらいのサヨナラ」では想いを込めての大熱唱に、会場中からすすり泣きが聞こえてくるほどの感動が覆いファンはうっとり。充実のステージの最後はメンバーたちの目も潤み、リーダーヒョソンの頬には大粒の涙が光っていた。

また、ステージ上で次のシングルが4月からテレビ東京系アニメーション『NARUTO-ナルト-SD ロック・リーの青春フルパワー忍伝』(4/3(火)18:00~ TX系6局ネット)のEDテーマになることもサプライズで発表(タイトルは「Twinkle Twinkle(トゥウィンクル・トゥウィンクル)」[6月リリース]」。

最後は初の日本人作家が書下ろした新曲「恋はロング・ラン」で締めくくった。

<セットリスト>
1.MAGIC(※)
2.Movie Star
3.セクシーに(※)
4.Love is MOVE(※)
5.Together
6.My Boy-New Arrange ver.-(※)
7.Zinger (ジンガー) ソロ(「Amazinger」)
8.Ji Eun (ジウン) ソロ(「First Love」)
9.Sun-Hwa (ソナ) ソロ(「Jewel Song」~「Valenti」)
10.Hyo Seong (ヒョソン) ソロ(「Naughty Girl」~「Crazy in Love」)
11.Shy Boy
12.Oh!Honey(※)
13.笑わないで
14.LaLaLa
15.パレ(※)
16.これくらいのサヨナラ
17.COLOR OF LOVE
18.Madonna
en1.Starlight Moonlight(※)
en2.恋はロング・ラン
(※)韓国語楽曲(Tr-6を除いて日本未発売)

◆Secretオフィシャルサイト
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