桑田佳祐、復興への願いを込めて宮城の地に記念植樹

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未曾有の被害をもたらした東日本大震災から1年が経とうしている3月10日、桑田佳祐が復興を願って3本のソメイヨシノの木を植樹した。

桑田佳祐は、震災直後からミュージシャンとしてさまざまな形で震災への思いや、被災者への気持ちを表現してきた。特に震災から半年となる9月10日と11日には、震災後に遺体安置所として使用されていた「宮城県総合運動公園総合体育館:グランディ21」にて<宮城ライブ~明日へのマーチ!!~>を開催。このライヴは、桑田自身の病気療養後初のライブコンサートでもあったため、まさに日本中への勇気と希望のメッセージを発信する場にもなった。

その<宮城ライブ>から半年。そして、震災から1年。2012年3月10日、桑田佳祐が再び<宮城ライブ>を開催したグランディ21を訪れ、復興への願いを込めて記念植樹を行なった。

植えられたのは、日本を象徴する花のひとつであり、新たな始まりや命の息吹を感じる春の象徴でもある桜(ソメイヨシノ)。<宮城ライブ>本編最後に歌われた「Let's try again」にもあるように、幾多の困難を乗り越えるべく、みんなで「新しい夜明けを信じて 今こそ立ち上が」った気持ちを忘れず、これからも前を向いて歩いていこう。そんな気持ちをこめた植樹となった。

同日夜は、自身のレギュラーラジオ番組『桑田佳祐のやさしい夜遊び』を仙台のDATE FMから生放送。仙台からの生放送は、2011年から通じて3回目。番組にも、震災1年に際してさまざまな思いが綴られたメールが多数寄せられ、桑田はそのひとつひとつに真摯に、暖かい言葉で応えるとともに 「“もう一度やり直す”という気持ちを忘れちゃいけない。」などと全国のリスナーに呼びかけた。さらに「仙台でまたライヴをやりたいな。」という、ファンにとっては嬉しい発言も飛び出した放送となった。

◆桑田佳祐 オフィシャルサイト
◆アーティストの震災復興支援活動のまとめ
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