3月25日ワシントンで開催された<全米桜祭り>オープニングセレモニーにMISIAが出演、世界中から寄せられた東日本大震災の支援に対するお礼のメッセージを発信した。

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ワシントンの春の風物詩となっている<桜祭り>は、1912年に日本からアメリカへ日米親善友好の証として3100本の桜が贈られたことから始まったイベントで、2012年でちょうど100周年を迎えた。数多くの記念イベントや展示が行われるなかで、今回の桜祭りにはさらに特別な意味が込められていた。2011年3月11日に発生した東日本大震災に際して世界中から日本へ、援助が寄せられたことに対する日本からのお礼と、復興に向けて次の日本に向かっていくという決意の表明の場としての<桜祭り>である。

世界最大の被援助国となった日本は、今回の<桜祭り>の場で、世界からの支援に対するお礼のメッセージを日本から発信したいと考える内閣府の要請に応える形でMISIAがクールジャパンメッセンジャーに就任、日本を代表してメッセージを発信することになったというものだ。この日のオープニングセレモニーでは、被災地での瓦礫撤去のボランティアに携わってくれたサラ・バレリスらと共に出演し、アメリカへの支援のお礼を歌と共に発信した。

この日はMISIAにとって初のアメリカライヴでもあった。6000席ある会場は満席で、日米政府関係者や一般のワシントン市民が多数詰め掛け、会場はLIVEを待つ人々の熱気に覆われていた。

「日本の想いがアメリカの皆さんへ伝わるよう、そして日本人として恥じないパフォーマンスがしたいと思い非常に緊張しましたが、アメリカの皆さんの日本を想う気持ちに触れ、とても感動いたしました。この絆がこれからも明日へと繋がっていきますことを、そして一日も早い復興を、心から願っております。」──MISIA

「桜寄贈100周年」にふさわしい満開の桜をイメージした幻想的で優雅なステージセットに、ストリングス中心の落ち着いたバンドセットによる「Everything」で幕をあけ、しっとりと伸びのある歌声を響かせ、6000人の観客はあっという間にMISIAの歌の世界に引き込まれていった。

震災をうけ2011年4月に急遽発表した復興応援メッセージソング「明日へ」も披露。“不安な日々が続くが復興に向けて明日へ向かって一緒に生きていこう!”というメッセージを力強い歌声にのせ、深く深く観客ひとりひとりに伝わるように丁寧に歌い上げた。最後に「MAWARE MAWARE」から「Can’t take my eyes off of you」へとつづくアップテンポなメドレーで、会場のボルテージは一気に最高潮へ。MISIAの歌声とエネルギッシュなダンスに合わせオーディエンスは手拍子とスイングに揺れ、MISIAが得意とするハイトーンボイスを披露すると客席から驚きと感激で大きな拍手が起こった。たった20分のライヴとは思えない程の高揚感が会場を包み込み、6000人のスタンディングオベーションでMISIAのアメリカ初ライヴは幕を閉じた。

pix by Mayumi Nashida

<National Cherry Blossom Festival『日米桜祭り100周年』オープニングセレモニー>
2012年3月25日(日)
@WALTER E. Washington Convention Center Dホール
1.「Everything」
2.「明日へ(あしたへ)」
3.「MAWARE MAWARE」~「Can't take my eye's off of you」メドレー

◆MISIAオフィシャルサイト