先日、最低なアルバムジャケット(写真)を公開し、2012年5月15日にUS発売(日本盤は5月23日発売)となる6年ぶりのスタジオ・アルバム『Rize Of The Fenix』のリリースが楽しみでしかたないテネイシャスDだが、またくだらない最高なミュージックビデオを制作、公開した。

◆「To Be The Best」PV映像

アルバムを出す度にスキットを差し挟んだ長尺のMVを作成することで知られている彼らだが、寸劇自体のバカバカしさもさることながら、ティム・ロビンス(俳優)にヴァル・キルモア(俳優)、ジョシュ・グローバンからデイヴ・グロールまでが登場してしまうというゴージャスさ具合のギャップがたまらない作品となっている。そして実は、ちょっぴりX JAPANのYOSHIKIも!

公開されているPVは全て英語で日本語字幕は付いていないので、ざっくりと、そのストーリーを解説しよう。


●ニュース番組のレポーター登場「テネイシャスDはビートルズ、ローリング・ストーンズ、レッド・ツェッペリンを合体させてもかなわないほどの才能を持ち合わせていた、王と神を足したような存在だったが、映画『テネイシャスD-運命のピックを探せ!』が失敗に終わったことで二人は辛酸をなめることになった。」とレポート

●俳優ティム・ロビンスのインタビュー「カイルは完全にプレッシャーに負けてしまった…彼は怒りに我を忘れたレイジ・ケイジに変貌してしまった」とコメント

●荒れるカイル

●ニュース・レポーター「カイルは施設に隔離される一方で、ジャックは俳優としてスター街道を突き進んでいった」とレポ

●会見を開くジャック「私が歴史上最も幸せで充実した人間であることは間違いありません」と一方的に言い放ち会見場を去る

●ニュース・レポーター「自称「ハリウッド・ジャック」は豪邸を購入したり、僧侶と瞑想をしたり、ドラッグを多量摂取したりして毎日を過ごしています」とレポート

●僧侶たちとコカインを鼻腔摂取するジャック

●ニュース・レポーター「ジャックとカイルが再結成することは二度とありません。テネイシャスDは終わったのです」とレポート

●荒れるカイル。腹部に「Jack 4 eva」という文字という切り傷を入れ自傷行為を行う(映画“Fear”のオマージュ)。施設を脱走するカイル。

●豪邸でヴァル・キルモア(『トップ・ガン』『バットマン・フォーエヴァー』)と話しているジャック。マーティン・スコセッシ監督との現場での逸話を自慢するジャック。「スコセッシに「もうワンテイクお願い」と言われたんだけど「デニーロとのパーティーのことをしゃべらない限り絶対にやらない」って言ってやった」的な逸話を自慢。

●脱走したカイルが登場→追いだそうとするジャック→銃を向けるカイル→代わりに銃弾を受けるヴァル・キルモア

●「この業界に入ったのもテネイシャスDがきっかけだったから銃弾を受けたのは本望」というヴァル・キルモア

●「でも俳優としてのキャリアを始めたのは…」と言いかけたジャックの口を指で制止するヴァル→そのまま死亡

●自殺しようとするカイル→仲直りのハグをするジャックとカイル

●ニュースで二人が長時間ハグしているところが取り上げられる

●結果、マリファナが合法になり、すべての戦争が集結し、テネイシャスDがスタジオに入ることが決定したことがニュースで報じられる

●スタジオに入ったジャックとカイル→まったく下手くそになってしまっている

●二人でトレーニング開始

●「To Be The Best」のMVが始まる

●本編中に講師としてジョシュ・グローバンとデイヴ・グロールが登場

●ニュース・レポーター「テネイシャスDの最高のアルバムが完成した」とレポートしてスキットが終了

どうだ、くだらないだろう。もうアルバムの登場が待ち遠しくてたまらないのである。

◆テネイシャスD・オフィシャルサイト