デーモン・アルバーン「GORILLAZもなし」

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8月にロンドンで行なわれるギグがブラー最後の公演になると話したデーモン・アルバーンが、もう1つのプロジェクトGORILLAZの将来について語った。残念なことにこちらもブラー同様、新しい音楽を作る予定はないそうだ。

英紙『The Guardian』のインタビューで、彼はこう話した。「GORILLAZは本当に素晴らしかった。自然に起きたものだった。ソファーに座ってた2人が“バンドやろう”ってスタートしたんだ。“オーケー、じゃあ、俺はスタジオ入ってキャラクターを描く”“俺は自分のスタジオで曲作るよ”って感じで、それを組み合わせたんだ」

しかしながら、新曲を作る予定はあるのかと問われると「ああ…、ないだろうな」と答えた。「ジェイミー(・ヒューレット)はやり終えたって気がしている。それってもっともだ。俺たち、最後のアルバムでちょっとした行き違いがあったんだと思う。残念だよ。だから、からまってるものがほどけるまでは…」

GORILLAZは2010年に大人数のバンドを従えツアーを行なったが、音楽がメインとなり、以前ほどヒューレットの作り出すヴィジュアルがフィーチャーされなかった。デーモンは、これが2人の間の溝が深まった理由の1つだと話している。「音楽とビデオがうまく連動しなかった。でも、俺はいいアルバムだと思ったから、ツアーをやったんだ」

GORILLAZは2012年2月、コンバースが主催する<Theree Artists, One Song>から久しぶりに新曲をリリースした。これをきっかけにさらなる活動が期待されていただけに残念。

Ako Suzuki, London
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