舞花×LGYankees対談・前編　「DJ No.2に『書けません』ってバサッと切られた」

前作「心」から約一年半ぶりのシングル「やだよ...」を5月9日にリリースする舞花。タイトル曲と2曲目の「Molly feat.LGYankees」のプロデュースを手がけているのはLGYankeesのふたりだ。これは、彼らのアルバム「GO! GO! LGYankees!!!」に収録された「Close To You feat.舞花」という曲で、舞花がフィーチャリングアーティストとして参加したことがきっかけ。

◆舞花× LGYankees 対談時の画像

というわけで、再びのコラボとなるこのシングル「やだよ...」について、舞花、そしてLGYankeesのHIROとDJ No.2に語ってもらった。

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── そもそも舞花の歌声に出会ったのは街頭で流れてきたのがきっかけだったとか？

HIRO：
はい。「never cry」が流れてきて、その声にめちゃくちゃ嫉妬をしたんですよね。「なんですか？ この声！」って思って、その後から、舞花ちゃんの声が耳に入ってくるたびに気になるんで、PVを見たりするようになって。そもそもLGYankeesは普段、自分たちにないキーレンジ、声質だったりっていうものに興味を示して、このアーティストと一緒にやりたいって思ったりしているんですね。まず舞花ちゃんの声に衝撃を受けて、嫉妬したのちに、どうしても一緒に歌いたいと思って、オファーさせていただいたんです。

舞花：
嬉しいですよね。「この声誰だろう」って思っていただいただけでなく、何か一緒に出来ることになったっていうのが縁だなって感じるし、私を呼び寄せていただいて本当に感謝してます。自分の活動では経験出来ないような体験をさせていただいているので、ありがたいなって思います。

HIRO：
実はね、最初にナンツー（DJ No.2）に「舞花ちゃんをフィーチャリングアーティストにするから曲を書いて」って頼んだら、「書けません」ってバサッと切られたんですよ。舞花ちゃんの楽曲を聞いて、「完成されてますね。僕に何をしろと言うんですか？」って。でもどうしても一緒に唄いたいという話を何回か繰り返した後に「わかりました」って感じで書いてくれるっていう話になって。

DJ No.2：
舞花ちゃんの場合は、もともとの音楽の世界観が素晴らしすぎたので、それに勝るものは僕は書けないと思ったんですよ。「無理っ！」て感じで（笑）。