木曜日(5月17日)、ドナ・サマーが亡くなった。63歳だった。肺癌を患っていたと伝えれている。

ドナ・サマーは1968年、ミュージカル『Hair』のヨーロッパ公演でデビューした後、セッション・シンガーとしてのキャリアをスタートし、1971年に1stシングル「Sally Go Round The Roses」をリリース、1974年にデビュー・アルバム『Lady Of The Night』を発表した。

翌年、プロデューサーのジョルジョ・モロダーと制作した「Love To Love You Baby」が大ヒット。70年代後半には「MacArthur Park」「Heaven Knows」「Hot Stuff」「Bad Girls」などのヒットを連発し“ディスコ・クイーン”の名を欲しいがままにした。

彼女に訃報にはやくもミュージシャンから多くの追悼の言葉が寄せられている。エルトン・ジョンは「とても悲しい。彼女はディスコ・クィーン以上の存在だった。彼女のレコードはいまでも素晴らしい」と追悼。デュラン・デュランのニック・ローズ(Key)は「1つの曲を聴いて、音楽に対する見方が変わるなんてことはすごく珍しい。“I Feel Love”はそれを成し遂げた」、プロデューサーのクインシー・ジョーンズは「ドナは大変革をもたらした人。彼女の声は時代のハートビートでありサウンドトラックだった」と称賛している。

そのほか、アレサ・フランクリン、バーブラ・ストライサンド、カイリー・ミノーグ、グロリア・エステファンらから追悼の言葉が上がっている。
サマーはグラミー・アワーズを5回受賞。ロック部門(1980年最優秀ロック・ヴォーカル・パフォーマンス「Hot Stuff」)を受賞した最初の黒人女性シンガーだった。

Ako Suzuki, London